9月7日の放送はいかがだったでしょうか?
中継は、釜石市平田の国道45号沿いの平田グラウンド内に建てられた平田地区サポートセンター前から、同センターの活動内容と大平中学校の生徒による大平ソーラン(よさこいソーラン)をお届けしました。
前日まで不安定な天気でしたが、中継当日は青空が広がり、絶好のコンディションでした(でも風は冷たい。秋の気配が近づいています)。
インタビューでは、センター長の上野孝子さんに活動内容をお聞きしました。
同グラウンドにはお年寄りが住むケアゾーン(60戸)を含め240戸の仮設住宅が建てられ、そこに住む人々が利用しています。主な活動は、次の通り。
●総合相談窓口=専属の生活援助員が仮設住宅で生活する人々の相談を聞き、専門職と連携して様々なサポートを行う
●生活支援サービス=要介護高齢者に限らず、訪問活動を行い、食事以外にも生活の困りごとも支援する
●介護予防教室=65歳以上の高齢者を対象に、健康講座、健康体操、調理実習などを実施
●診療所・看護サービスとの連携=同センター内で10月にオープン予定の診療所のほか、地域の診療所や訪問介護事業所と連携を図り、各種サービスを提供
平田地区には今後も仮設店舗等も建設されます。
ここで住む人々は新しい生活基盤を作っていかなくてはいけません。
長期に渡る仮設住宅でいかに快適に過ごすか、一人暮らしの高齢者の孤独死防止、ストレス発散のための各種イベント実施―など。
課題はまだまだ山積みですが、サポートセンターのスタッフが献身的にケアしてくれるはずです。
センター長の上野孝子さん
上野さんのインタビューに続いて、大平中生徒による大平ソーランも披露していただきました。
1年から3年までの生徒80人が集結。
3年生は黒地に大平魂と書かれた半纏を着こみ、「どっこいしょ、どっこいしょ」「ソーラン、ソーラン」の掛け声とともに雄大な踊りを披露。
踊りを一目見ようと約100人が集まり、彼らのエールを受け取っていました。
踊りの披露後は、トイレットペーパーやうがい薬、アロマの香り付きのうちわ、梅干しなどの支援物資を配布。
物資を受け取った人々は、「踊り良かったよ」と声をかけて交流を深め、喜んでいました。
雄大な踊りを披露した大平中生徒
大平中3年生が着ている大平魂と書かれた半纏。
気合が入っています。
仮設住宅で生活する人々に支援物資を配布
T-チバ☆