お盆が過ぎてから本当に寒くなりましたね。

 残暑?

 なんですか、それ……。

 

 とりあえず、一言だけ……。

 

寒すぎだ!!

 

 そんな訳で8月21日に大槌町で行われたイベントの様子をお伝え致しますね♪

 

 岩手県大槌町で行われたイベント……

『第一回プチミュ!シアター~こども劇場in大槌~』

 ……に行って来ました。

 イベント会場には『釜石災害FM』の方々と一緒に行って来ました。

 

 会場は国道45号線沿いにある元パチンコ屋さんで、『パーラー・R45』と言うお店。

 実は、この会場は『復興食堂』でも使われた会場で、元パチンコと言う事で、中も広い!!

 イベントをするには最適な広さと言えるでしょう。

 

 そして、何故『元』なのか!

 海から数kmも離れている場所なのに津波の被災を受け、建物を残して中がグチャグチャになった建物です。

 瓦礫を片付けて、今は各種イベントが行われている場所でもあるのですよ!

 もしかしたら、最後は元に戻るのかも知れませんが、今は町民たち憩いの場となっているのは間違いありません。

 そんな中で、今回のプチミュ。

 これは大槌町民の子供達が主役となったプチ・ミュージカルなのです!

 

 吉本興業等の舞台演出を手掛けている演出家の高梨由が直接指導!

 子供達が元気に特設ステージを駆け巡りながら、歌声・演技を披露してくれていましたよー!

 

 最初は落ち込んでいるモンスターを励ます為、絵本の中に入って行くストーリー。

 朗読と演技を混ぜた演出で客席をわかせます。

 それでも元気を出さないモンスター。

 それを慰めていた友達モンスターがある事を思いつきます。

 

 物語は朗読から現実へ……

 

 その提案と言うのが、友達モンスターが『悪いモンスター』になって、他の動物たちを脅かし、落ち込んでいたモンスターがそれを助けると言う事。

 落ち込んでいるモンスターが落ち込んでいた理由、それは、『友達』が出来ない事。

 友達モンスターは自分が悪者になって、落ち込んでいるモンスターに友達を作ろうとしてあげたのです。

 

 その作戦は成功し、落ち込んでいたモンスターは、友達を沢山作りました。

 しかし、友達だったモンスターは、悪者になった事により住んでいた場所を出て行ってしまいます。

 その事を知った落ち込んでいたモンスターは、出て行ったモンスターも友達だった事に気づき、その土地に住んでいた皆で探しに行きます。

 最後は皆が友達になり、幸せに生活をして行く。

 

 このお話を見る前は、正直、侮っていました。

 よくあるストーリーだし、吉本だしと言う事で楽しいミュージカルなのかな……と。

 でも違いました。

 本気で泣けた。

 そんな内容でした。

 涙を流す事はありませんでしたが、心にジーンと来る内容でした。

 

 今回のプチミュは、一貫して貫いているテーマが『友達』なのかなぁーと、見ながら思いました。

 この震災があり、『絆』や『繋がり』が再確認されている中、やっぱり傍に居るのは『家族』や『親戚』そして、『友達』だと思います。

 それを再認識させられた内容でした。

 

 プチミュの他には出店などもあり、小さいながらも縁日が出来上がっていました。

 お話を聞いた所、午前中から13時にかけてピークだったらしく、所々で売り切れが出ていました。

 

 大槌はイベントや復興に力を入れている町です。

 今後も釜石や大槌のイベントを紹介して行きたいと思います♪
 

 そんな訳で21日に大槌で開かれた……

『第一回プチミュ!シアター~こども劇場in大槌~』

 の紹介でした!!!

プチミュ

 会場では野菜もありましたよ♪

 

プチミュ

 全国からの励ましのメッセージの展示もしていました!!

 

プチミュ プチミュ!

 

プチミュ! プチミュ!

 

 上演中のミュージカル。

 心に来る〝何か〟がありましたよ♪

 
みきさー