遅くなって申し訳ないです。

 8月3日の番組で紹介した劇団四季「ユタと不思議な仲間たち」(7月29日、釜石中学校体育館)東北特別招待公演の詳細を紹介します。

 

 「ユタと~」は、東北の美しい自然を舞台に、天災によって現世で生きることが叶わなかった座敷わらしと、いじめに苦しむ少年ユタとの心の交流を描くミュージカル。

 そこには、人生の感動や友情、連帯(みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために)の大切さ、といったテーマが流れています(以上、資料より)。
 

 同公演は、7月25日の岩手県大槌町から8月26日の福島県南相馬市まで13都市27公演で実施。

 今回の公演は、通常のステージ公演ではなく、舞台と客席の垣根を取り払った半径10メートルの円内スペースと4本の花道が設置された特設舞台を使用。

 会場には生徒や保護者ら約400人が訪れ、全2部、約2時間のステージにくぎ付けになっていました。

 

 出演者の大半は東北地方出身者。

 岩手県からはペドロ役を演じた菊池正さん(釜石市出身)が出演しています。

 ストーリーの詳細は省略しますが、率直な感想を述べると……、
 

     「すごい」

 

 ……の一言に尽きます。

 

 私は演劇を真近で見るのが初めてだったのですが、ステージが始まった瞬間から、「これがプロなんだ」「ひょっとして私、ものすごいものを見ている?」と感じ、鳥肌が立ちました。

 

 例えば、ミュージカルの音楽もロックや演歌、ポップス、AORと幅広いジャンルの音楽を使用。

 例えば、アクロバットや殺陣を取り入れたダンス。

 例えば、オペラ歌手にも負けないような声量。

 

 そして、何よりも約2時間の公演でセリフを完璧も覚えて演じている全ての出演者・・・。

 圧倒されました。

 ちょっとだけ劇団四季に入った自分を想像してみたけど、無理無理。

 とてもじゃないけどできません。
 あと、ペドロが言った「生きているってことは、それだけで大事なんだぞ」というセリフが心にしみた・・・。

 観客の中には被災者もおり、中には感動して泣きだす人もいました。

 劇団四季の皆様、本当にありがとうございました。

 

劇団四季 劇団四季

 

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