ちょっと遅くなりましたが、復興釜石新聞3号が6月18日、4号が22日に発行されました。
 先週の番組でも少し触れましたが、改めて紙面を紹介します。
 
釜石新聞
 3号の1面は、釜石市が復興計画に向け、土地利用や防災対策などを住民と市職員が意見を交わす「まちづくり懇談会」2巡目の記事を掲載。
 住民から、
 
 「(地震で)電源がダウンして防災無線が役に立たなかった」
 「警報がなくても逃げる意識を植え付けなくてはならない」

 
 などの意見が出され、市側は、
 
 「復興に向けた整備計画は3年から10年をめどに進めたい。壊れた防潮堤の原型復旧が最初の仕事になる」
 
 などと答えた。
 
 このほか2面には、津波の被害を受けた箱崎町桑の浜の墓所を、自衛隊が復旧作業を行った様子も掲載されています。
釜石新聞


 
釜石新聞

釜石新聞
 4号は、創刊号以来のカラー印刷。
 1面は20日に再開したシープラザ釜石の記事を掲載。
 1階部分の14店舗が営業を再開したが、地下駐車場は倉庫、2階には市災害対策本部と各種手続きの窓口が残っている。
 このほか、釜石仏教会による身元不明遺骨の合同葬の記事も掲載。
 4面には18、19日に行われた釜石・大槌地区の中総体の記事と生徒の躍動感あふれる写真が掲載。
 藤枝宏さんの連載「かまいし便り」は、五葉山から撮影した愛染山とわきたつ雲の写真を掲載しています。
 
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