こんにちは!
昨日11日で震災から3ヵ月が経過しました。
釜石、宮古の沿岸地域ではサイレンが鳴らされ、14時46分に黙祷が捧げられました。
未だに東日本の沿岸地域で行方不明者8千人以上、死亡された方が1万人以上と未曾有の数字となっています。
釜石でも、身元不明者の合同葬が今月中旬に予定されています。
行方不明者の少しでも早い発見と、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
さて、実は先週の日曜日、大槌で一つのコンサートが行われました。
それはジャズ。
メンバーは世界的にも活動している方々で……、
ドラマーの広瀬 潤次さん
ギタリストの西藤ヒロノブさん
サクソフォンニストの岡 淳さん
ベーシスト高瀬 裕さんの4人!
スケジュールの調整等で苦労されたとの事ですが、今回は大槌の「まごころ広場 うすざわ」で演奏する為に来て下さいました。
実は大槌に来る前日に釜石でも復興食堂で演奏をされているのですが、その疲れも見せず、午前と午後の両方で演奏!
聴きに来てたお客様も、午後には慣れて来たのか弾けていましたですよ♪
まずは午前。
大槌にあるふれあい運動公園の一角にある「まごころ広場 うすざわ」へ到着すると、既に4人の皆様はセンティングを終了し、音出しを始めていました。
まず最初の目を引いたのがドラム。
普通のサイズより、一回り小さいドラムでした。
サスシンとかは普通の大きさなのですが、バスドラムだけが小さい……。
タムも普通なのですけど、やっぱりバスドラムだけが・・・。
個人的な感想は置いておくとして、「まごころ広場 うすざわ」は本当に憩いの場や散髪が出来る小さなスペースを確保した小さなスペースです。
云わば、オープンカフェ的な感覚。
その一角でジャズの生演奏が行われると言う解放感。
後で演奏者の方も言っていましたが、青空の下で出来るのは楽しいし、お客さんの笑顔は直ぐに見えるのが、とても楽しいと仰っていました。
そんな中で行われるジャズは、天然のジャズ喫茶と言っても過言では無いでしょうね。
準備が終わり、演奏開始。
会場が一瞬で静かになります。
近くの老人ホームからも見に来ている人もいたのですが、その付添の方も含めて、楽器の演奏に耳を貸します。
最初の一曲が終わるまでは誰も言葉を発しない、楽器の音だけが青い空へと吸い込まれている空間がそこには出来上がりました。
そのまま二曲目、三曲目と続きます。
「まごころ広場 うすざわ」には、ボランティアでお母さん方がお菓子やおつまみを用意して下さっていました。
海外の子供達もいたのですが、日本語でお母さん方を手伝っていましたよ♪
その中にヒジキの煮物があったのですが、これが美味しい事、美味しい事!!
久々にヒジキを食べましたけど、やっぱり美味しいなぁーと。
お母さん方の手作りだから、余計に美味しく感じました。
僕たちが外で収録していると、お母さんの一人が話しかけてくれて、中で休めと。
そして、食べろと誘って下さいました。
お母さん、ありがとうございます♪
お昼は広瀬さん達が持って来てくれたカレーを頂きました。
このカレー、辛いのがダメな僕でも食べれるぐらいの代物!
本当に美味しかったです!!
お母さん達にも野菜を食べなさいと、サラダを頂いちゃいました。
本当に本当に、ありがとうございます(涙
さて、お昼でお腹が満たされた所で、ジャズコンサート第2部の始まり!
午前中とは変わって、音楽に乗りながら聞いてる人が殆どでした。
阿部志穂は普通にウットリしながら聞いてる感じ。
曲の演目は続き、最後の最後ではアンコールも飛び出し、嬉しそうな4人の演奏者さん。
見てるこっちも嬉しくなる、そして演奏しても嬉しくなる、そんなステージが繰り広げられていましたよ。
やっぱり音楽は人の心を癒すのだなぁーと改めて実感しました。
午後は「まごころ広場 うすざわ」に居る人全員でジャズカフェ「まごころ広場 うすざわ」を心の底から味わっている、そんな一時でした!
実はインタビューも貰ってたりします。
何処かでお話し出来れば、させて頂きますね♪
そんな訳で、ジャズコンサートレビューでしたぁ!!!!!
やっぺし@みきさー