出産2〜病院到着からPDAまで〜 | Endo Nozomi オフィシャルブログ

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22:00
病院到着。
到着後、CTGを装着。均等でキレイな陣痛の波を確認[みんな:01]
これを待ってた[みんな:02]
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この時は、まだ喋る余裕も携帯をいじってる余裕もあり、友人に『陣痛なう』をご報告[みんな:03][みんな:04]

この時、子宮口2cm。
PDA(無痛分娩)をするかどうかを聞かれるが、少し悩みます、と答える。
痛いのは嫌だけど、出来るだけ自然に産むべきなんじゃないのか、という良心に近い気持ちがあった。

ここで、おしるしを確認。
待ち望んでたけど『今更?』な気分でした。


23:00
そろそろ笑顔がなくなってくる。
リラックスのため、湯舟に浸からせてもらう。
が、ここはドイツ[みんな:05] 日本人が気持ちいいと思う温度には到底行きつかず、若干寒い思いをしました[みんな:06][みんな:07]
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陣痛は、どんどん強くなっていくのを感じる。


0:00
バスタブから上がらなくてはならないのに、それどころじゃない。しかも寒い。
長い呼吸が大事と聞いていたが、強く強く意識をそこへ持っていかないと短く浅い呼吸しか出来なくなる。

一人で歩くことが出来ず、車椅子でKreissaal(分娩室)へと移動。


忘れてはいけないのが、今までずーっとダーリンはずっと側にいてくれました[みんな:08] いなかったら、確実に赤ちゃん生まれてないな、と思うくらい頼ってました。


1:00
分娩台に横になる。ベッドは電動式。
お布団まで掛けてもらい、快適そのもの[みんな:09]

痛みさえなければ。。。
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どんどん強くなる痛みは耐え難く、例え難く、痛いとは聞いていたけど、ホントにこんなに痛いのか? という痛みだった。

鼻からスイカ、とか意味不明の表現じゃ許せない痛さ。

弁慶の泣き所を、折れる勢いで机の角にぶつけた瞬間的な痛さを腰骨で再現し、その痛みを40秒持続させた感じ[みんな:10]

麻酔なしで親知らずを抜いた感じ、でもいい[みんな:11]

痛みで身体中に力が入り、ベッドの横のバーやダーリンの手を握り過ぎて身体が硬直し、陣痛間では身体中が激しく痙攣してました。
アゴもガクガクし、喋ることもままならなかったです。

この時点で、まだ子宮口3cm。
迷うことなくPDAをお願いしました。


2:00
陣痛の痛みはさらに増し、なぜだかこの時まで声を我慢していたのが我慢出来なくなり、日本語で大絶叫。

気を失う寸前の痛みだったと思います。
ダーリンが『呼吸長くね~』って耳元で言ってくれてたので、なんとかとどまっていましたが、あれがなかったらとっくに失神していただろうな。

その後、頼りなさそうな麻酔科医?医者?と、その助手のイケメン医者?看護士?が登場。ダーリンにPDAの流れを説明。朦朧とする意識の中、陣痛に喘ぎながらドイツ語の同意書にサインを殴り書き。もちろん漢字(笑)

PDAの準備は着々と進み、こーして、あーしてと言われるまま、背骨を突き出すように前屈みになり、ベッドに腰掛ける。その目の前でダーリンが椅子に座り、そこへ私の足を乗せ、ダーリンの頭の上に私の頭を乗せ(笑)、体重を預けてました。

PDAとは、硬膜外麻酔。背骨の中、脊髄を包んでいる硬膜の外まで針を刺し、そこへカテーテルを入れ固定。麻酔を少しずつ入れます。

今回は下半身への麻酔なので、痛みが引くのと同時に、腰や脚の感覚がかなり鈍くなりました。
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PDAとは?ということは事前に理解していたので、意識が薄れる中、どんなに激しい陣痛の痛みが来ようとも、絶対に動いてはいけない[みんな:12] という意識で、ダーリンにしがみついてました。

もちろん、これをやっている間もCTGで陣痛の波(子宮の収縮)を測っているので、医者はそれを見ながら、陣痛の波のないところを狙って刺したみたい。

プスッとも、チクッとも取れる感覚がありますが、通常なら痛いでしょうが、なんてったって失神寸前の陣痛中ですからね。蚊に刺されたくらいにしか感じませんでした。

その後、両脚の麻酔の効きを確認したり、点滴をしてもらっているのを冷静に見ている自分に気が付き、麻酔が効いていることを実感。

痛みがないなんて、まるで天国のよう[みんな:13]
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