皆さんこんにちは、姫路 和菓子 甘音屋です。
すっかり秋ですねえ。
さて最近よくお客様からのお問い合わせを頂く
のですが当店でのいちご大福の販売は11月下旬
あたりを予定しています。あくまで予定ですが、
いちごの収穫に合わせて販売を始めたいと思って
います。
さて秋冬商品として今年販売を始める予定の商品
を紹介します。
その名も「よきかな」。内容は餅の入った「善哉」
(ぜんざい)です。
ここで、ちょっとぜんざいのお話を。
善哉の語源は仏教用語です。善哉はよきかな
とも読み、一休宗純が最初に食べたと言われま
す。昔話になるのですが、弟子達が一休に
お茶請けを出していたことの話です。
最初の弟子が「小豆を甘く炊いた汁物」を出した
ところ、一休がたいそう喜ばれたそうで、二番目の
弟子が「焼いた餅」を出すと、これまた喜んだ
そうです。三番目の弟子は料理が苦手だったので、
さんざん迷ったあげく、最初の弟子の「小豆を甘く
炊いた汁物」に二番目の弟子の「餅を焼いた物」を
入れて差し出したところ、一休はたいそう喜び
「善哉善哉」とその弟子を褒めちぎったそうです。
深イイ話ですね・・・・
善哉の語源は色々とあるのですが何かこの話に
惹かれてしまいました。
「よきかな」という言葉の意味は分かりやすく言えば
「良いなあ」という意味で関西弁でいうと「ええこっ
ちゃな」です。
召し上がって頂いて「よきかな」という言葉が出ると
嬉しいです。
あっ!販売は10月下旬を予定しています。もう少し
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