私の銀行は月末お昼に絶対カレーを食べるという文化がありまして、、

本部に1年いるため忘れかけていたのですが、この間営業店の応援に行った際に懐かしい匂いが、、

あ、そうだこのスパイシーな香りは、、月末、、って。

「月末くらいは美味しいカレーを」「月末にカレー流し込んで外に営業さっさと行きなさい」

とか、諸説はまあありますけどね、きっと後者でしょうね。

気遣いがとてもいい会社です。

だって野●証券さんなんて座って昼食を食べられないのですから。

 

ノルマの数字は月末の最後まで追うものです。

見込みを作って諦めてはなりません。

だって数字は作るものですから。

*現実の月末はカレーのスプーン(匙)投げて絶望しています。

 

はい、どうもかまぼこんです。

 

さて今回はCFA Level1について説明させていただきます。

おそらくキャリアアップのためにCFA取得を視野に入れている金融界の若手の方はいらっしゃるのではないでしょうか。

茲許の新型肺炎によって自粛期間が長引いたこともあり私も4年目にして取得を志しました。

私は2020年12月の受験ですので、今後もちょいちょいCFA関連の(ほぼ試験対策かな?)記事をアップしていく予定でございます!

 

CFA試験概要

【試験時間】

120問×2セット 午前午後各3時間

 

【出題内容】

選択問題で以下より抜粋

 

Ethical and Professional Standards(職業倫理)

Quantitative Methods(計量分析手法)

Economics(経済)

Financial Reporting and Analysis(財務報告および分析)

Corporate Finance(コーポレート・ファイナンス)

Equity Investments(株式投資)

Fixed Income(債券)

Derivatives(デリバティブ)

Alternative Investments(オルタナテイブ投資)

Portfolio Management and Wealth Planning

(ポートフォリオ・マネジメント、ウェルス・プラニング)

 

【受験料】

700・1,000・1,300USD(申し込み時期によって異なる)

はじめて受験の方はCFA登録料450USDが別途かかります。

 

【受験地】

首都圏

 

*2021年度よりオンライン受験が可能となり問題数や受験地に変更があります。

例)問題数が180問に削減

詳細については以下ご参照

https://www.cfainstitute.org/en/programs/cfa/exam/computer-based-exams



勉強時間や勉強方法

様々なサイトや参考書を基に調べましたが勉強目安は300時間とのこと。 

マーケットやファイナンスが全く初めてという方はもう少し時間を要すると思います。

 

使用する教材も調べに調べ以下を購入 

 

  • CFA Level 1(受験料1,000USD+登録料400USD) 
  • Kaplan Schweser社 Essential (Core) Package +模擬試験2回分 (教材費1,000USD) 
  • 「CFA®受験ガイドブック」 大野 忠士 (著) 
  • 「はじめての統計学」 鳥居泰彦(著)
  • 「ミクロ経済学の力」 神取道宏(著)
  • Texas Instruments BA II Plus Financial 電卓

 

Kaplanのテキストは米国からの発送でしたが3日で届きました。

 恐るべき早さ。 

 

私が一番感動しているのは、鳥居泰彦氏(元慶応義塾長)の「はじめての統計学」です。 

私のような数学アレルギー保持者にも理解しやすいようにまとめられています。 

また、鳥居さんの激励の言葉が随所に散りばめられていて、私はかなり鼓舞されています笑

ちなみにQuantitative Methods(計量分析手法)はLevel2にも出題されるCFA試験の鬼門となりますので、確りと内容理解をする必要があります。 そこまで難易度の高い数学知識を求められる訳ではないので基礎を固めて試験に挑みたいと思います。 

 

試験勉強を始めて思うのが 金融・数学・英語の知識の有無に割と左右される試験内容だなと感じます。

 私は銀行に4年勤めているので金融商品やマーケット関連の問題には何となくイメージが湧きやすいです。

 また、大学時代に英語学習に少しかじっていたこともあり効率良く学習が捗っていると考えています。

 やはりKaplanのテキストだけでも3,000ページほどの量があるので英語はインプットに欠かせないです。

 

経済はこんなレベルです

 

 

 

最後に

 

以上簡単ではございますが、CFAを説明致しました。

日本の証券アナリスト(CMA)と比較されることがありますがCFAは米国公認という点で国際的にも認められている資格のようです。

ウォール街で一人前に認められるための登竜門だとか聞いたことがあります。

適当な事はあまり言えませんが、

貿易や海運業者でいう通関士

不動産関係でいう宅建

金融関係でいう証券アナリスト

といった認識に近いのでしょうか、、

 

上記の試験と大きく異なるのは受験料と言語だと考えてます。

別記事でも紹介しましたが教材やら一式揃えて30万円かかりました。

勉強も開始しましたが専門用語や計算が当然に全て英語です。

こういった障壁があって日本人はあまり受けようとしないみたいです。

CFAホルダーも1,000人強ぐらいしかいないようです。

 

また落ち着きましたら他の金融関係の試験についてお伝えしていきます!

(若手銀行員が義務付けられている資格も載せないとですね)