どうもゆとり銀行員ことかまぼこんです。

 

コロナでやる事もなく最近は毎日資格勉強に時間を費やしています。

CBT試験ですといつでも受験出来ますし、即時に合格結果が分かるのが嬉しいですね。

コロナ影響下、立て続けに集団試験がキャンセルになっているので、CBTは唯一の受験可能な試験です。

 

ワイン片手にざっくり書いていきます。。音楽は最近友人から教えてもらった「Talk Talk」の「Spirit of eden」で。。

                 Talk Talk - Spirit of Eden (1988) FULL ALBUM               

 

 

金融業務2級 財務戦略コース(プロフェッショナルCFO資格試験)

 

 

【試験概要】

・試験内容

財務理論(会計・財務・税務)

マネジメント手法・分析手法

企業価値の評価と向上

財務面の課題解決①

財務面の課題解決②

総合問題

 

・試験時間

120分(途中退席可能)/30問四択+10問(事例を基にした計算問題)

 

・合格基準

100点満点で70点以上で合格

*かまぼこんは92/100点で合格でした*

 

・試験料

7700円(税込)

 

【勉強方法】

 

参考書:「金融業務2級 財務戦略コース 試験問題集」

https://www.amazon.co.jp/2019年度版-金融業務2級-財務コース試験問題集-一般社団法人金融財政事情研究会-検定センター/dp/4322136672

 

当試験の主催でもある一般社団法人金融財政事情研究会が出しているテキストの繰り返しで問題ないと思います。

体験談で言うと、テキストは試験問題にかなり近い内容なので2〜3周繰返すだけでおそらく70点の及第点は突破出来るでしょう。

10〜20時間もあれば「合格は」出来る試験です。

 

ただ、金融基礎知識がない方は企業財務や企業価値の評価手法などで躓く可能性もあります。

私は法人営業に3年間携わっていたのでさほど問題ありませんでしたが、

人によっては簿記や財務の基礎知識、特に財務三表の知識については確りと勉強が必要となるかもしれません。

 

私は公式?の本質を理解しながら勉強していたのでかなり本番の問題が解きやすかったです。

例)事業価値=純営業資産(運転資本+固定資産その他投資)

      =流動資産ー短期借入以外の流動資産+固定資産

      =投下資本(有利子負債+株主資本)     

  企業価値=事業価値+投融資(金融資産ー現預金)

 

これはほんの一例ですが、一つ一つ紐解いて覚えた方が確実に効率良いです。

上記の例ですとBS(バランスシート)を基とする静的な評価モデルですが、当然にCF(キャッシュフロー)やWACCなどの割引率を用いた手法も出題されますので焦らず着実に覚えていきましょう。

 

 

脱線しますが、参考書購入って私は断然メルカリ派です。

低コスト調達(定価の半額の相場)・低リスク(天下のメルカリ)・簡易処分資産(試験後はメルカリ流し)の三拍子。

上記のテキストを来週出品するので皆さんどうぞ狙って下さい。

それと、ビジネス本でしたらFlier(フライヤー)ってサービスがイチオシですね。

サービスも比較的安いし、要点まとめてくれるので時間無くても2〜3冊は毎週読めます。

https://www.flierinc.com

 

【試験体験談】

試験は殆どの方がCBT方式でPC受験になると思います。

内容に関しては、テキストとさほど乖離が無いと感じました。

但し、一夜漬け組を引っ掛ける問題も5問程度あります。

確りと内容を理解しながらテキストで勉強した方は特に問題ありません!  

 

その他思ったのは、「とにかく計算問題が疲れる」と言う事です。

PC電卓のみ使用可能ですが、%や√の機能が使えない。。

カチカチカチカチ沢山しないと計算問題が解けません。ほんと疲れた、途中でビール飲みたくなります

 

【その他所感】

私にとっては楽しい試験でした。

なんと言っても「企業価値の評価」の理論と手法を学べたのはかなりプラスでした。

最近もSONYが自社の金融事業の子会社化のNewsで賑わっていましたが、まさしく事業編成の際にどのように事業や企業の価値を算出するのか、その初歩を学ぶ事が出来ました。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-19/QAKA5XT0AFB401

 

営業フリーキャッシュフロー、WACC、CAPM、企業価値算出バリエーション。。

試験勉強中は上記の理解のため別の参考書に寄り道しました(むしろ寄り道の方が時間かかった。。)

銀行員というのは基本的にお金を貸すための企業評価を行い資金調達の妥当性を検証しますが、バイサイド(M&Aや事業譲渡などなど)は様々な評価バリエーションを用いた企業評価。

もう、アートですね、投資銀行業務に従事されている方々、尊敬致します。

 

年末にCFAレベル1を受ける予定なので、もっともっと深いところ学ばないといけないですね。

ちなみにCFAレベル1は2020年を持ってペーパーレスに移行するようです。

受験料とテキストに2,000ドルほど掛かるのに最近は円安基調。。

ドル円は僕の心境といつも逆相関な気がします。なんでや