9月3日。


○サイト名

5min.WALK

ほぼ毎日更新。WEBサイトを見て考えるBlog。



○サイト概要・特長

auSSの新キャンペーンサイト。

auSSを利用して5分以上歩き、距離や消費カロリーを記録。
自動的にPCサイトにも情報が反映され、
利用数に応じたランキングを表示する。

たった5分のウォーキングも、意識すれば立派なスポーツになる。
潜在的に健康改善意欲のあるau携帯ユーザーに対し、
手軽に利用できることをアピールしている。
また、キャラクター登録ができるなどエンターテインメント要素も付加され、
継続的に楽しめる工夫が見られる。
歩けばもらえるちょっとした特典も豊富。

(ウォーキングにちょうど良いリズムと高揚感を感じさせる、
テーマソングがダウンロードできたり、auショップでSOYJOYがもらえるなど)

このように、機能の利用シーン訴求からインセンティブまで、
一貫した「手軽さ」表現が上手と感じた。



○自分がプロデュースするなら・・・

1)
5min.WALKのメリットを語る専門家の一人のコメントに
付随するリンクが「5分のフィットネス」となっており、
突如ウォーキングコンテンツから離脱する。
auSSの周辺機能への誘導と思われるが、
キャンペーンに一貫性がある分、唐突に感じられた。

5分で効率的に身体を動かすという意味で、
関連情報として有益と思われるが、
低い階層に突然登場させるのではなく、
TOPページにバナーを貼るなど、
情報整理をして周辺機能の訴求を行う。


2)
そもそも「手軽さ」表現がうまいと思うのだが、
より運動効果を高めるための実用的な情報提供があると良いと感じる。

・ウォーキングフォームの指南
・気分を高める音楽やファッション情報>コメント投稿できる等の対応
・情報の即時性を特長としたサイトであることから、
「今こんなキレイな景色を見た」「どこを歩いている」など、
Twitter形式に“ながら”通信をさせて、
歩くもの同士のゆるい関係を構築

等のコンテンツを追加。



○最後に・・・
個人的な「好き度」★★★☆☆



9月2日。


○サイト名

椎名誠の百年食堂 with FinePix

ほぼ毎日更新。WEBサイトを見て考えるBlog。



○サイト概要・特長

富士フィルムのデジタルカメラFinePixの
雑誌「自遊人」とのタイアッププロモーションサイト。

内容は椎名誠による、全国各地の大衆食堂を訪ね、
その魅力をFinePixで撮影していく取材記となっている。

普段なかなか触れることのできない田舎の温かみに溢れた
コンテンツはとても魅力的なのだが、
その取りまとめが非常に質素。
価値が大きく損なわれているように感じられる。

特に、実機撮影画像を掲載しているのだが、
製品特長と被写対象物がリンクしていないこと、
スペック表記もないため、
「使ってみたい」と思わせる魅力がない。

例えば:
食堂の人や料理を撮影した製品のセールス文言として、
「過酷な撮影環境に耐える・・・」となっている。
リアリティがなくなる。。
このようなときは、手軽に旅の思い出を残せるコンパクトカメラであるべき。



○自分がプロデュースするなら・・・

製品情報とコンテンツに連動感を出すことは当然でありながら、
より情緒的にコンテンツを楽しめるような工夫を考えていきたい。

1)
全体構造として、雑誌とのタイアップ感を表現したい。

雑誌のレイアウトを流用し、
マウス操作で好きな記事を移動して
読めるようなページデザインとしたり、
旅を想起させるアルバムをインターフェースとして、
シートをめくるように写真や記事を楽しめるようにするなど。

いずれも取材写真(作例写真)は拡大表示ができることと、
スペック表記を施し、
製品購入者が真似してみたくなるような、
感動的に美しい画像と情報を、漏れなく提供する。


2)
取材写真には、椎名さんの手書きメモを添える。
一気に写真に体温が生まれる。


3)
旅レポートとしての役割は、
訪ねた先の情報整理も重要と思う。
地図に訪問先をクリッピング。一覧性が備わる。

また単純なアーカイブ機能ではなく、
目的地までの道程で起こった出来事を、
「写真+ひとこと」で構成されるブログ形式に残すことで、
椎名さんだけでない別の視点から旅を眺めることができ、
コンテンツの厚みが増すと思う。



○最後に・・・
個人的な「好き度」★★★☆☆

9月1日。


○サイト名

アステラス製薬「病気が教えてくれたこと」エッセイコンテスト

ほぼ毎日更新。WEBサイトを見て考えるBlog。


○サイト概要・特長

アステラス製薬のキャンペーン型のブランドコミュニケーションサイト。

あなたにとって、「病気が教えてくれたこと」って何ですか。
病気を経験することで気付いた大切なことや人の存在。
様々なエピソードを募り、アステラス製薬の今後の薬づくりに活かしていく。

応募に際し、
重松清/倍賞千恵子/野村忠宏といった、
病気を経験し乗り越えた著名人を起用し、
彼らのエッセイを公開すると共に、
インタビュー映像を閲覧することができる。

また、キャンペーンソングを歌うcharaも、
上記3名と共に審査員として参加している。

【コンテスト】である以上、
結果はサイトやTVCMなどで発表されることとなると想像できるが、
このサイトがブランドコミュニケーションを担っているということを考えれば、
今後どのような形で、「今後の薬づくりに活かしていく」のか・・・
中長期的なプランを提示できると良いと感じた。

おそらく感動的なエッセイが多数集まると思われるが、
これらをどのようにサービスやブランド価値向上に役立てるのか。
非常に明瞭でない文言が記載されていることから、
一過性のキャンペーンになりかねないと感じた。



○自分がプロデュースするなら・・・

先に記載したような、
ブランドコミュニケーションサイトとしてのメッセージを明確にする、
という点以外に、細かな点で気になった箇所を列記。

1)
審査員3名のエッセイ文面は、
病気の苦しみや、乗り越えた強さが感じられとても感動的。
ワープロ文字のような明朝で制作されているが、
閲覧者の読むペースに合わせて文章が出現するFlashムービーにする。
もしくは、審査員の音読とするなど、
見る側の心に訴える演出を加えたい。


2)
審査員4名のエッセイとインタビュー映像が公開されているが、
charaだけ、「病気が教えてくれたこと」という出題内容と一線を画す。
レイアウト上の棲み分けを行う。


3)
サイト背景に象徴的に配される植物の写真。
(蜷川実花風に感じられたが、クレジット無し)
これもアーティスト作品とすることで、
よりサイト演出が豪華になると感じた。

そのアーティストには審査員に加わってもらうと共に、
エッセイ投稿者全員に壁紙やSSをインセンティブとして提供したり、
自分の投稿エッセイを合成し、感謝の気持ちを伝えたい、
家族や友人に送信できるメッセージ機能などを付加。


4)
アステラス製薬の企業サイトでは、
耳の聞こえない方むけに、音声読み上げサービスが備わっている。
キャンペーンサイトだけ付属されていない点に違和感。
サイト全体の共通機能とする。


○最後に・・・
個人的な「好き度」★★★☆☆