自民党派閥の裏金事件で「明らかに脱税だ」の声

 

自民党派閥の裏金事件で党が関係議員らを処分したことを受け、県内の野党組織と市民団体は7日、福井市内で街頭演説を行い党の対応を批判しました。   街頭演説は県内の市民団体が開き、立憲民主党、日本共産党、緑の党も参加しました。 立憲民主党県連の龍田清成さんは「我々はささやかな収入から納税しているのに、(裏金事件)全体では億の税金が納められていない。明らかに脱税だ」と訴えました。   また市民団体の屋敷紘美代表は自民党派閥の政治資金事件などを受けて、国民の政治不信は一層強まっているとして「政治とカネの問題は長年払しょくできていない。部下の責任は議員がとるべきで、党内での処分ではなく辞職すべき」と話していました。   自民党派閥の裏金事件を巡っては、県内関係議員では前国会対策委員長の高木毅衆議院議員に「党員資格停止」6カ月、山谷えり子参議院議員に「党役職停止」1年の処分が出ていて、高木議員は次の選挙で「審判を仰ぎたい」としています。

福井テレビ