ふるさと

先日のライブで、サトウヒロコちゃんと歌った
「ふるさと」

三番の歌詞にドキっとしまして。


志(こころざし)を　果たして

いつの日にか　帰(かえ)らん

山はあおきふるさと

水は清き　ふるさと


東京に来てまだ5年ほどで、年に数回ではありますがツアーとかで帰っているので、
実家のある尼崎は、なんかまだまだふるさとというより地元って感じで。

家族もおかげさんで元気にいてくれてますし、友達や顔見知りの方々も様々な人生変化はありながらも、変わらず我が身を受け入れてくれます。

それも、これから何十年と離れていれば、いろんな見え方も変わっていくのやろうなぁ。

なんかね、つくづく「日々の暮らし」とともに居場所はつくられるんやなぁって感じるんす。
住みにくいと思っていた場所でさえ、何年もたてばそこでの暮らしが基準になってて、
今までの居場所に居心地悪さを感じてたりすることがあります。

時間や長さだけの問題でもない気がしますが、そこに暮らすっていうのは、そういうことなんだろうね。
旅をするようになって、地元いわば「戻れる場所」っていうものを、強く意識するようにもなってんですよね。

ちょいと漫画の話になりますが、
「ドラゴンヘッド」(望月峯太郎)や「サバイバル」(さいとう・たかを)を読んでも思うんですけど、
"家"に"家族"のもとに帰るというのは、強く生きる力に直結するのだと。

戻るパワーっちゅーのは、自然界でも大切な源なんやろね。

いやに語っちまいましたが、
まぁなんにせよ、
思うことはたやすいけど、思い続けることはたいへんなことや。

弱っても、凛としても、
しっかり日々を生きることが、私のそれや。

と。ひきしめなおして。

もうすぐ旅をむかえます。
しっかり、ぎゃんばります！