計り知れない | 鎌田純子Official Blog powered by Ameba

計り知れない

私が手塚作品と出会ったのは、中学生と、それはそれは多感な思春期まっただ中のことでした。

母がお手伝いに行っていたお寺から、大量に借りてこられた本の中に、手塚さんの「ブッダ」があった。
なんとなく読み始めてみたら、
その展開の面白さや、細かい描写、ちょこちょこ挟まれるユーモアとエロ、
そこかしこに見えてくる優しさ、ずるさ、醜さ、美しさ、人間本来の姿

気づけば、そこにあった本を網羅してました。ただただ夢中に。
まさに、衝撃でした。

そこから、手塚作品に、手塚治虫という人に興味を持ち、
いわゆるメジャーな作品から、短編集と、彼の人となりに触れてきました。

中でも私は、短編集が好きで、買いあさってたりするんですけど、
そうして読んだ作品から影響受けて、曲を書いたりすることも多々ありまして、

そんな中で、この「空気の底」
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という作品を読んで、感じて、書いた曲が「金魚」だったりします。

漫画も、映画も、書籍も、スポーツも、仕事も、そして歌もまた
その人自身。そこに全てがあるのだと思います。

ジャンル、分野、職種関係なく、
そこに全身全霊を注げたものこそが、人に感動を与え、また何かをやっと伝えれるんだと思っています。

逆を言うと、全てをさらけ出さねば、そこに真実の言葉は生まれません。
自分の視点も、考えも、思いも、痛みも、弱さも、なんもかんも。
そこにある、すっぴんな自分と向き合っていきたいなぁって思うんです。


ここ何年かのブログやらをさかのぼってみたんです。
したらば、今言っていることとは、見事に真逆でした。笑

飾りを、一生懸命につけてる感じ。
滑稽なほど、重ね付けしてて、気づけば元は何よ!?って感じ。

でも、一生懸命だったな。
一生懸命、迷ってたよ。
不安や戸惑いを、その飾りたちでごまかし、飲み込んでたんやろね。

それらを恥じる気持ちはまったくなくて、ただ、今こうしてさらけ出すことを選べた自分にエールを送ってみたくなりました。

なんか、話があっちゃこっちゃしてますが。

なんだろ。好きなものには、徹底的に影響されてやろうと思ってるんですよね、私。
だってしょうがないじゃない~♪好きなんだもの◎

ビートルズが好きになったのも、あの人の影響
日本語が好きなのも、あの人の影響
髪を切ったのも、あの人の影響
歌を歌いたいと思ったのも、あの人の影響…

そーやって、色んなもんに影響されて、出来上がってるのが私です。
すなわち、あれやこれや、その全てがなければ、今の私はないのです。
それは、生きてる限り続くから、私はきっと変わり続けるんだろうなと思う。

真面目だーーー
私、真面目っぽいーーー

今私、語りったガリヤなんです。うざいです。笑

何故こんな話になったかと言うと、今日2/9が手塚さんの命日で、
私が手塚さんを、手塚作品を愛しているためであります。
ついつい、語りたくなってしまいました。うざいです。笑

なんか無性に…

サンキューーーーーオーーーーール☆