美味しい料理とお酒が大好きだった人がお気に入りだったというお店に行くことができた。
「赤坂 詠月」
赤坂の歓楽街、妖艶な雑居ビルの奥というユニークな場所にひっそりと佇んでいた。
1階に一度行ったことがある「金舌」、2階にはソウルの本店には行ったことがあるケジャンのお店「プロカンジャンケジャン」が入っていたが、あとは会員制クラブやラウンジというビルの4階で分かりづらい。
こんな場所にお店を構えるのだから料理の腕には相当自信があったんだろうけど、オープンしてからお客さんが来なくて3ヶ月でお店を閉めるかどうか悩んだという。
ニートには敷居の高いお店だったけど、4席しかないカウンター席で心温まるお話を聞くことができ、行けてホントよかった。
現在は食べログ4.37点、TOP50入りの人気店。
生ビールで乾杯!
この日のお料理は1万円のコース。
コースは仕入れに寄って金額が違うのか、いくつかのコースがあるかは不明。
では、いってみよーう。雲子からスタート!
あーこれはもう日本酒にシフトせねば。生ビールは蒸発させる。
椎茸の香りと塩で日本酒が飲める。たまらん!
飲んだことない日本酒攻めようと天明から。
香りの強い大分県産の大判椎茸
椎茸の香りと塩で日本酒が飲める笑。
漆の器すてき。
鴨のつくねと大きい椎茸は大黒本しめじだったかな。
つくねはふわふわで上品な出汁が美味しくて秀逸。
店内はカウンター4席、テーブル6席だけ。
思っていた以上にこぢんまりしていたが、妙に居心地がよい。
断然カウンター席がオススメ。
鯛、ぶり、ぼたん海老のお造り
塩水ウニ
もーたまりません。
銘柄を変えるごとに徳利が変わり、好きな杯を選べる。
希望を伝えると女将さんがお酒を選んでくれる。
本ししゃもは手前がメス、奥はオス。オスの方が美味しいかな。二杯酢で。
秋刀魚の小袖寿司
にしんの有馬煮
大きくて立派な海老芋
黒毛和牛のステーキ
ブリカマごはんが炊き上がりましたー
生ガキは手前は厚岸産、奥は三陸赤碕産。
クリーミーで濃厚、とぅるん。
ブリカマごはんはおかわりし、残りは包んでくれました。
ご主人と女将さんの温かい人柄も魅力なお店でした。