好きな作家の一人、横山秀夫さんの「64」読了。
今年最後の本となりました。
横山氏といえば警察小説。そして、お馴染みのD県警が舞台。
昭和64年に起きた未解決誘拐事件をめぐり、内部抗争に翻弄される主人公。
主人公は刑事部から広報部に回された刑事。
作者が元新聞記者ってこともあり、新聞社と広報部との関係がリアルに描かれていている。
いろんな絡みが多く、途中読んでてアップアップになり読み進まなくなってしまったが、終盤の意外な展開には驚いた。
横山さんは伏線回収と心理描写が上手いなぁ。
主人公の苦悩が伝わってきたもの。
もっと本を読む時間が欲しいなぁ。
あとで、今年読んだ本の数をチェックしよっと。