新国立劇場で三谷幸喜×大竹しのぶ初タッグ舞台
「抜け目のない未亡人」を観てきました。
【原作】カルロ・ゴルドーニ
【上演台本・演出】三谷幸喜
【出演】大竹しのぶ / 段田安則 / 岡本健一 / 木村佳乃 / 中川晃教 / 高橋克実 / 浅野和之 / 八嶋智人 / 峯村リエ / 遠山俊也 / 春海四方 / 小野武彦
帰りにバタついて少し遅刻してしまった(TωT)
オリジナル戯曲の時代設定も変え、三谷ワールド満載で大いに笑ってきました。
休憩なしの1時間50分があっという間。
新国立劇場の中劇場はすり鉢状になっていて、座席の9列目まで潰して舞台になっているので観やすいし、舞台と客席の境界がないので、出演者が客席側の階段から登場したりと臨場感溢れる空間。
客席と一体感あって楽しさ倍増の舞台でした。
主演の大竹しのぶさんは小柄なのに圧倒的な存在感と演技力で観客を魅了してました。
いつものことだけど。
・・・以下ネタバレありご注意・・・
衣装にも笑いが隠されてました。
4人の監督の衣装が分かりやすくて面白かったな。(イタリア人、イギリス人、フランス人、スペイン人)
高橋克実さん演じるスペイン人の監督はツボだったなぁ。
もう客席大爆笑。舞台奥の海を一人占めしてました。
今回お笑い担当が多くて、脚本家で金持ちの爺さんパンタローネ演じた浅野和之さんもツボ。
動きが最高に可笑しくて、笑いが止まらなくなってしまったもの。
もう三谷作品には欠かせない役者さん。
峯村リエさんのマリオネットもお笑い担当。
大竹しのぶさんとの台詞の掛け合いも楽しかったけど、火を熾す姿はオンナ捨てていて笑いました。
木村佳乃さんは大女優の妹で大根役者の役。
三谷さん、彼女にこんな演技させるなんてさすが、目の付け所が違う。
可憐な妖精の仮装にノックアウトでした。
岡本健一さんの舞台は二度目だけど、歌上手いのね。
中川晃教さんはお初だったけどよかった。今後チェックだわ。
シスカンパニーの八嶋智人×高橋克実×段田安則×浅野和之って最強。
演じる楽しさが伝わってくる。
大竹しのぶ×三谷幸喜の初タッグに演技派のシスが加わり、楽しい舞台で最高でした!
観てよかった。ありがとう~