笹本稜平さんの「還るべき場所」読了。
笹本さんの山岳小説は「未踏峰」に続く2冊目。
山岳小説好きなんだけど、山岳小説の中でも完成度の高い作品だと思う。
いやぁ、面白かった!!!
登山用語が分からないのに、登攀描写が上手くて頭の中で登頂できてしまった。
ストーリー展開も面白かったけど、登場人物が魅力的。
読後感も爽快で、600ページあったから読み応えもあったし、満足度の高い本だった。
長い間納戸に眠らせておいて損しちゃったなぁ。
よぉし、次も納戸に眠っている本を引っ張り出してこよう!