池井戸潤「オレたち花のバブル組」 | かまBROTHER

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アル中の備忘録

スゴい視聴率をたたき出したTBSドラマ「半沢直樹」の原作、

「オレたちバブル入行組」の続編


『オレたち花のバブル組』 読了。



「オレたちバブル入行組」の感想☆  



「オレたちバブル入行組」はドラマ前に読んでたんだけど、

「オレたち花のバブル組」はドラマが終わった後に読んだ。


ドラマの不足部分を補ってくれるし、ドラマ観終わってから原作読むほうがオモシロいかも。

池井戸さんが元銀行員なので、細かく表現されてます。

ドラマでは半沢直樹役の堺雅人さんもハマってたけど、イチバンのハマり役は金融庁の黒崎役の愛之助さんかも。おねえキャラがね、最高。

国税と金融庁との違いはあるけど、テレビのアレンジもよかった。


正義感溢れる強い人が少なくなったからか、痛快な展開にページを捲る手が止まらなかった。

同期の友情、近藤の葛藤がよく描けてた。

近藤の復活もあり、続きが楽しみ。


読後の爽快感がたまらん作品でした。



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◆あらすじ◆

東京中央銀行営業第二部次長の半沢は、巨額損失を出した老舗のホテルの再建を押し付けられる。おまけに、近々、金融庁検査が入るという噂が。金融庁には、史上最強の“ボスキャラ"が、手ぐすねひいて待ち構えている。一方、出向先で、執拗ないびりにあう近藤。また、精神のバランスを崩してしまうのか……。