友人と東京文化会館に
ソフィア国立歌劇場管弦楽団・ソフィア国立歌劇場合唱団
『トゥーランドット』の舞台を観に。
ジャコモ・プッチーニ生誕150年
中国を舞台とした「トゥーランドット」はプッチーニの遺作。
未完に終ったオペラの残りの部分はプッチーニの友人アルファーノの補作に依って完成されたそうだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/fd/a3/10098975573_s.jpg?caw=800)
伝説時代の北京。美しきトゥーランドット姫と結婚するには3つの謎を解かねばならない。しかも失敗すれば首を切られるのだ。そこにダッタンの前国王ティムールと女奴隷リュー、そして王子カラフが現れる。ひと目見て姫に惚れたカラフは、大臣ピン、パン、ポンが止めるのも聞かず、謎解きに挑戦する。
群集が見守る中、次々と正解を出すカラフ。しかし姫は身を捧げることを拒む。
そこでカラフは姫に「明朝までに私の名を解けるならば、命を断つ」と逆提案する。姫から「名が分かるまで誰も寝てはならぬ」と命じられた人々は、ティムールとリューを責め上げるが、カラフを愛するリューは口を割らずに自害する。愛の犠牲をみて姫の心も溶け始め、ついに…。
全3幕、演奏時間は休憩時間入れて2時間半。
オリエンタルな雰囲気の舞台。
トゥーランドット姫が登場するシーンでは赤いボールが姫の圧倒的な存在を表現しているようで視覚的にもいろいろ工夫があった。
プッチーニが加えたリューという役。
第3幕の自害してでも愛を貫くリューの愛のかたちに心打たれた。
リューとトゥーランドット姫のソプラノ対決がすばらしかった。
このシーンはとても印象的。
ラスト氷の心を持つ姫が心を開いたとき・・・感動の一言でした~
王子カラフとトゥーランドット姫の歌声がさいこーだったな。
生オペラは演奏も歌声も迫力あって、スペクタル的な響きが心に迫ってくる。
終演後も感動を味わえるすごさがあった。
ピン、パン、ポンのシーンは笑いもあり、いろんな見せ場があって舞台としても楽しめた。
JR上野駅公園口目の前。
美術館や上野公園の入口のとこ。