10代 世間を罵り、まあそこまで社会に反発したこともないが。
20代 町を彷徨い、仕事での挫折、恋人との別れ
30代 愛する人のためのこの命、そんな命だという事に気付けただろうか。
いよいよ40代突入間近。40代には、どんな世界が待っているのだろうか。
結婚を経験し、3児の父となり、世界は変わった。子どもを持つという喜びと共に子どもを育てるということの大変さも知った。成長の過程を知り、立ち、歩き、走り、物を投げ、身体はどんどんと成長する。言葉を覚え、感情豊かになり、人の心が分かるようになり、学びを楽しめるようになる。人の成長を子どもと共に追体験しているようでこの経験は、自分が育った時の喜びと似ているのではないかと思う。大人になった今はそれを明確に認識でき、感じることができる。
17年の仕事を経て、確固たる自分もできつつある。1年目の自分を思うと恥ずかしくなるような状況であった。失敗や失敗や失敗を通してたくさんの事を学んだ。そして自ら学び、これだという道を見つけつつある。
若き日に思い描いていた大人になった年齢と実際の自分は、異なる。20代は完璧な大人を描いていたが、大人子ども。30代落ち着いた大人を描いていたが、まだまだ子ども。40代やっと本当の大人になれるのではないか。そういった意味では仕事の充実度、家族から必要とされる存在意義、40代は、人生の中で一番の充実した成熟期なのかもしれない。
願う事想像することは、
必ず、実現する。そうか。
ならきっと素敵な40代になるんじゃないかな。