走る美容師の日記~葛飾区鎌倉•美容室トップス〜 -14ページ目

走る美容師の日記~葛飾区鎌倉•美容室トップス〜

こちら葛飾区鎌倉小学校前。
美容室トップス=オーナー兼スタイリスト。
予約専用=03-5694-4307
Barも始めました。

いつもご来店ありがとうございます。


6月のお休みは、


毎週火曜日と、6日(土)です。


なお、13日(土)は午後14時にて閉店させて頂きます。


ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。


数年前からだが、、隣の区にある循環器専門病院まで車で通うことが多くなっている。

心臓病と糖尿病を併発し、障害者となった高齢の父は定期的な検査や機械的メンテナンスが欠かせない。

足腰がめっきり弱くなったこともあり、3~4週に一度、時には頻繁に車で送迎するのはごく自然な事となっている。

自分が仕事休みの火曜日に通院予定日を設定できるので、都合的にとてもありがたい。

病院は例に漏れずの混雑ぶりで、予約しているにもかかわらず診察や検査、会計で、ほぼ午前中いっぱいかかってしまう。

病院から帰宅途中に、ちょうど昼食時になりやすい。

糖尿病患者にとっては、なるべく食事の時間は正確でありたいので、必ずどこかで食事を採ろうちいう事となるわけだ。

元々外出好きの父にとっては、この時間を利用して、普段赴けない場所jへ足を伸ばせるいいチャンスでもある。

食事のついでに季節ごとに名所などを巡ったりもしている。

このところ、そんな生活を続けていて、先週の火曜日もその通院の日であった。

朝、病院へ向かう車の中で、父からのリクエストがあった。


父「何度もテレビで見た、リゾット、と言うものを食べてみたい。


昭和一桁生まれで一本気の父は、年齢を重ねた今頃になって、様々なものへ興味を抱いているらしい。

出かけるたびに、何かとリクエストをしてくる。

人生も最終章に入って、それまで目に入りもしなかった事すべてを経験しておきたいと考えているようだ。

自分「リゾットというと、・・・イタリア??のおじや?おかゆ?家庭料理かな?

決してグルメではないし、知識も乏しい自分、どこか近場で美味しいリゾットを食べさせてくれる所はないものか。


他に用事もあり、あまり時間が無いなか、ネットで調べたところ。


病院から更に奥の区に、イタリアレストラン発見。


リゾットという検索ワードでは、なかなかお店の情報が引っかからない無いのだが、これは運が良かった。


オーガニック・無農薬野菜云々。


身体にいい=美味しいとは限らないなか、ここは至って味についても評判がいい。


肝心のリゾットは五穀米使用で、とても美味しそう。

是非ともここにしたい。


病院の諸々が終わって、そろそろ予定がはっきりしてきた頃、11:30辺りに電話を入れてみる。



自分「〇名ですが、予約はできますか。


女性「少々お待ち下さい・・(しばし時間)・・・1:00過ぎなら、予約可能です。


自分「どれくらい道路が混んでいるかわからないので、30分ほどしてから再度電話してもいいですか?


女性「少しお待ちください・・・(しばし時間)・・・その時点で予約が入ってしまっていれば、予約はできませんが。


自分「あ、それはそれでしょうがないです、大丈夫です。中に年配の老人がいるのですが、味など大丈夫でしょうか?


女性「あ、そうですか・・・(と、急に電話相手が変わり)


男性「電話かわりました。


自分「あ、年寄でも伺って大丈夫ですか?


男性「大丈夫ですが・・・。今、かなり忙しい時間で・・・


自分「あ、すみません、そうですよね。こんな時間に。では、また改めて電話します。


男性「はい。



こんな感じで電話終了。


確かに忙しい時間申し訳なくなって思ってしまった。


個人店の忙しい店内、てんやわんやの中、訳の分からな相手に電話も面倒だっただろう。


病院から出発、幹線道路へ出ると、意外と空いている。


これなら1:00までには到着できそうだ。


一緒に同乗していた家族に予約の確約電話を入れてもらう。



「先ほど電話したものですが、予約はまで出来ますか?


「大丈夫です。お名前とお電話番号をお願いします。


「あ、電話・・・〇〇〇〇です。



予約確定。電話番号までリクエストとは、個人店では珍しい。



自宅で待機していた母を拾い、向かう。


慣なれない地区で、一方通行やら行き止まりやらでかなり迷うが。


コインパーキングから老人の足で10分歩く。店前に12:50に無事到着。


路地にある可愛らしい店舗、家庭的な店だと想像。外にある黒板からもおしゃれさ、こだわりがあって、好感が持てた。


まだ約束の時間までに10分ある。待ちスペースがあるかどうか。あまり早く行っても迷惑になるだろうが。


老人だけでも座らせたいと、店内へ。


すると、意外や、中で待てるという。


ランチタイムの忙しさは終わったのだろう。


テーブルはまだ片づけている途中、残りは一組2名のみ、食事を終えて、コーヒーを飲んでいる所だった。


店の隅で、テーブルがセットされるまで待つ。程なくして席へ移動。

想像通り、こじんまりとしながらも、可愛らしくおしゃれな店内であった。


早速メニューを確認、よしよし、念願のリゾットがある。もちろん父はリゾットを。


最初、コース料理の選択しかできないものと思っていた。


コースを選び、メンディッシュにパスタかリゾットかを選ぶのかと勘違いしていたのだが、ランチメニューは、コースはあまり出ないらしく、サラダ+メイン+コーヒーまたは紅茶、が基本であった。


メニュー書きが少しわかりづらい気もしたが。


注文が済み、父が例の作業。


指から一滴血液を採り、血糖値を計り。

ベルトを外し、シャツをまくって腹部を消毒しインスリンを注射する。

家族的には見馴れているが、他人にはきっとびっくりする人もいるだろうし、不快に思う人もいるかもしれない。

なるべく角位置の視線の届かない席でと気にしている・・・のは家族だけで、父本人は、生来の頑固者で、人目をあまり気にしない。

母はそんな父に、いつもハラハラさせられてきた。

今回も注射の後、下げたズボンやシャツの乱れが気になるのだろう、立ち上がって、すっかりズボンやらを下げている。

キチンと身支度を整えたい気持ちはわかるのだが、目の前に人が座っている事などはお構いましなのだ。


座っているのが家族だから我慢もできるが、これが他人だったら眉をひそめられるところだ。

これは若いころから変わらない。


さて、料理。


まずはサラダ。


とても美味しい。無農薬で、苦みやえぐみが全くない。付け合せのペーストもとてもまろやか。


目の前に座った母、普段はあまり生野菜を食べないのだが、文句も言わずに食べている。


が、フォークが上手く使えないらしく、不器用に突き刺しては口へ運んでいる。


母「よくそんな上手く食べられるねえ。全然だめになったわ。


一昨年の年末に転倒して、手首を骨折した影響が未だに残っているという。もちろん年齢的な衰えもあるだろうが。


程なくしてメイン。


父は、念願かなって、リゾット。これがリゾットか、と、興味深気に黙々と食べ始めた。


母はスパゲティー。しかし、すくってばかりいて、なかなか口へ運んべていない。


クルクル巻き付けが出来ないらしく、すぐにスルッとパスタが落ちてしまう。


母「このところフォークなんて使っていなかったからねえ、前までは普通に出来ていたんだけど。


自分「箸貸してもらえるかな。聞いてみようか。


声をかける。


自分「すみません、お箸ありますか?


女性「・・・あ、お箸・・・少々お待ちください。


キッチンへ箸を取りに行ってもらえた様子だったが。戻ってきて。


女性「申し訳ありません、お箸はないんですよ。


自分「・・・あ・・・そうなんですか。どうしようか、とても食べ辛いみたいなんで。


女性「・・・フォークとパンでパスタを挟んでみてはどうですか?


母「両手で、こうやって、ですか。


母は言われた通りにやってみる。なかなか上手くいかないが、それでも何とか口に運ぶ。


女性はそのまま下がり。


何とも食べ辛そうな様子の母を見かねて、向かい側にいた自分が手を伸ばし、母のフォークを取ってクルクルと巻いてあげた。


母はぱくっと食べる。


次に、自分が自分の分を食べる。


次にまた手を伸ばして母に食べさせる。


次に自分が。


これを何回も繰り返し。


少し多めに巻きすぎたら、これじゃ多すぎると、文句を言う母。それもご愛嬌だが。


自分は何だかちっとも食べた気がしない。


慌ただしくクルクル母のパスタを巻いている最中、ずっと考えていた。


大体、サービスとは何だろう。


時間と予算の許す限り、最大限の要望に応える事。


店のルールがあるいのなら、あらかじめ説明責任を全うして了承を得た時のみ行使すべきものだ。

老人を受け入れるのなら、手が不自由だと想像して、せめて箸を使う事などを考えておくのが優しさでないか。

百歩譲って、その用意がたまたま無かった場合だとしても、自分だったら割り箸を買いにすぐ近くにあるコンビニへ走るだろう。


千差万別の客を相手にするのなら、それ相当の準備が必要で、もし客筋を選ぶのなら、最初から受けいれなければいいはず。

子供お断り、老人お断り、オーガニックに関心のない者お断り、箸の使用お断り、笑顔の要求お断り(あ、そういえば常に無表情だった)、店のルールに反するものお断り。

これでいいのだ。納得できる。


ただ単に、美味しいリゾットを食べたかっただけの理由で来店したものの。

なんだか妙な事になってしまった。


盛りは少な目なので、小食の老人には丁度いいし、味もとても優しくて好感の持てるものであったのだが。

このオーナーシェフにはとても多くの崇拝者がいるのだろう。

せっかくの食材や腕前も、なんとも人間的な配慮の無さで台無しになるのはとても残念。




人に優しくないオーガニック体験というのも、またいい体験であった。


帰路につき、父が言った感想・・・


「あれがリゾットというものか。美味しいとは思うが、あれなら、〇〇子(母の名前)が作ったオジヤの方が旨いかな。

この言葉が全てではなかろうか。


少しずつ暖かくなり、ようやく春の気配が感じられようになりましたね。

そんな気持ちのいい季節を迎える中、明日8日(日)に地元で素晴らしいイベントが開催されます。


‘かつしかふれあいRUNフェスタ’

http://www.katsushika-fureai-runfesta.jp/


これまで小規模のロードレース大会はあったものの、柴又100はあくまでも協賛という事で、葛飾区が本格的マラソン大会を主催するのは初めての事です。


こんな記念すべき大会となれば、ここ数年来、仕事かランニングかの生活を送っている織原にとって、出場しない選択肢はありません。


友人知人は元より、沢山の地元の方達と楽しく走ろうと思っています。


わがままではありますが、8日(日)トップスは休業になります。

お客様にはご不便ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。



ところで。

ランナーとして参加されない方でも、会場には楽しいイベントが盛りだくさんの様子なので、足を運んでみては如何でしょうか?


普段はふれあえないマラソン大会の楽しさを共有できるものと思います。


堀切菖蒲園から徒歩で間もなくの、堀切水辺公園が会場です。


走者と応援者が一体になって楽しく過ごせるのではないかと、今からワクワクしています。