添い乳って賛否両論ですよね。
桶谷式は否定派でしたっけ?
わたしが出産した大学病院は添い乳肯定派でした。
わたし個人としては添い乳自体は否定していません。
そもそも卒乳自体、無理にするものでもないと思っています。
くり太がたまたま飲まずに寝なければ、卒乳はまだ考えなかったと思う。
授乳は母親と赤ちゃんのコミュニケーション!(建前)
授乳できるのはわたしの特権!嬉しそうに口を開ける顔とかマジ可愛い!(本音)
添い乳で寝ついた時とか、たまに寝ながら笑ってるんですよね。
あれは本当に可愛い。
ただ、「その添い乳は本当に有効か?」ということは考えた方が良いと思っています。
わたしが出産した大学病院では
・授乳はコミュニケーションだから、添い乳に対して神経質になることはない
・時期がくれば自然と飲まなくなるのだから、赤ちゃんのうちはたっぷり母乳をあげる
・同じ授乳でも添い乳の方がお母さんも横になれるから休める
というスタンスでした。
が!
助産師さんも添い乳指導を断念するほど、新生児の頃から足が強かったくり太。
添い乳しようにも足をバタつかせて反り返るので、
結局添い乳をしないまま退院、そのまま抱っこ授乳のみになりました。
入院中、同室のお母さん達が添い乳しながら休む中、
添い乳は出来ずに授乳しながらも泣きまくるので授乳室で朝を迎えるあの時間…。
毎晩コットをガラガラと押しながら授乳室へ向かうあの廊下は、まさにデスロード。
デスロードに足を踏み入れたが最後、わたしがベッドに戻れることは朝までない。
入院中からげっそり。
もちろんくり太はとっても可愛くて、だからこそ授乳し続けられるんだけど、
添い乳できるお母さん達が本当に羨ましかったです。
赤ちゃんも自分自身も休めるのであれば添い乳は有効ですよね。
そんなくり太もどこから母乳が出るのかをしっかり学習した生後半年頃、
どうしても寝てくれない日がありました。
授乳に満足して寝たのに布団に戻した途端に起きる。
授乳が終わって寝た状態で1時間抱っこしたままからの布団戻しでも起きる。
ふと思い立って添い乳を試してみたら、すんなり就寝。
離れても起きず、朝までぐっすり眠り続けたくり太。
驚異の添い乳パワー。添い乳マジック。
何これ!もっと早く試してみれば良かった!
と、添い乳の威力に感動しました。
そのまますっかり添い乳が習慣化し、
あー眠れるわー添い乳まじ最高っすわー、 なテンションで過ごし続けるうちに、くり太に変化がありました。
1ヶ月経つ頃には、夜中に1.2回起きては授乳要求泣き。
2ヶ月経つ頃には、夜中に数回起きては授乳要求泣き。
3ヶ月経つ頃には、夜中に頻回起きては授乳要求泣き。
あれ…?もしかして、添い乳マジックの効果、薄れてる…?
添い乳を覚えて4ヶ月経つ頃には、状況は更に悪化。
昨日も書いた通り、元々手づかみ食べを進んでするようになってからというもの、
朝起きてから夜に布団に入れるまでは、授乳をせがまなくなっていました。
生後10ヶ月くらいから日中の授乳がぐっと減り、生後11ヶ月になる頃にはほぼゼロ。
それなのに添い乳の状況は悪化していたため、
寝てからも30分~2時間くらいでおっぱいがないと気付いて起床&悲鳴、
また添い乳するまで絶対寝ない、
そもそも添い乳中も自分で動き回って乳首が口から外れて泣く、
そんなこんなで結局添い乳でも寝るまで最短でも30分はかかる、
…という、ひたすら夜~朝方まで頻回授乳な生活でした。
もうこれ、添い乳マジックは完全に消え去っている。
添い乳しか許されないけど添い乳が逆効果になっているこの矛盾は何?
ちなみに飲みながら動き回る時のくり太は乳首を噛んだまま反り返るため、
すっかりわたしの乳首は傷だらけ。笑
新生児期に手放せなかったピュアレーン、歯が生えてからの授乳にも有効だったよ…!
おしゃぶりを導入すれば楽だったかもしれませんが、
出っ歯になりやすいということに抵抗があったため、
我が家は添い乳をやめることにしました。
添い乳マジックがないのであれば、添い乳をやる意味ってないよね?
冒頭に書いた「その添い乳は本当に有効か?」というのは、
我が家の流れで説明するとそんな感じです。
有効なうちは無理にやめる必要はないだろうし、
効果がなくなってしまったら思い切ってやめてみても良い。
それくらいの気持ちで、添い乳自体には神経質にならなくて良いと思います。
赤ちゃんと自分自身が快適に過ごせる授乳生活が一番だもん。
同じ1歳の友人のお子さんは、我が家のように添い乳マジックが消えることもなく、
今でもすぐに寝ついてくれるので添い乳を続けているそうです。
効果があるなら、もちろんそれで問題ない訳で。
…と言っても、授乳中だったり添い乳中だったりで寝かしつけに困ってると、
周りの言うことに神経質になっちゃうものですよね。
わたしはママ友さんのLINEの言葉にものっそい神経質になり、
「それは嫌味か?自慢か?うちのことはほっといてくれ!」とイライラしていました。
そして未だに「何でわざわざそんなこと言ってきたんだろう」と思い出す執念深さを発揮しています。笑
周りが言うことを何でも鵜呑みにするんじゃなくて、
子供の様子を見ながら楽しく過ごせる母親になりたいなぁ。