木と少女が与えてくれたヒント
先日、とてつもなく大きな衝撃を受けました。できごと自体はちいさなちいさな事なのですが、ぼくの心の問題に大きな大きな変化を与えてくれたひとまくでした。ぼくは最近、哲学やアドラー心理学に関する本を読んでいます。また、とある先生にならって、自分のことを見つめなおさせてもらう機会も多くなっています。そんな中、ご近所の小さな女の子と近くの神社にお散歩に行った時のことです。「神社の大木に抱きついてみよう!」ということになり、二人で抱きつきました。大木に耳を当て、「何が聞こえる?」と聞いてみるとその少女は、「『大好きだよ!また来たね!』って言ってるよ」と答えてくれました。すごい!と思いました。この子は、自然界や社会から「祝福されている」と感じているのです。一方のぼくには、とてもじゃないけどそんなメッセージは聞こえてこない。「都合のいいときだけ頼りにきたんか?」とか「それで頑張ってるつもりなんか?」とか聞こえてくる。これは、とりもなおさず、ぼくが自分のことをどのように捉えているかを反映しているのだと思いました。ぼくは、今まで『自己肯定感』が圧倒的に低かったのだと痛感しました。自分では、結構ポジティブで、自分のことを好きだと思っていましたが、実は全然そんなことないのでした。自分のできる部分、得意な部分だけを認めていたのです。だから、「何でもできなければならない」と思い込んでいたし、できない自分、不得意なことをする自分のことは、受け入れていなかったのです。これは情けない。できない自分、だめなところ、苦手なことを含めて、まるまる自分のことを認める、愛しむ。伸びしろを楽しむ。これが、本当の「自己肯定」だと思います。ぼくは、いままで、こういった部分の自分を嫌って、受け入れず、無いことにしていたのかもしれません。だから、人との会話の中で、こういう部分に触れられると、ムキになったり、腹を立てて相手のせいにしたりしてきたのだと思います。そして、他の人のすごい部分を素直にすごいと認めることができていなかったようにも思います。ほんとによい気づきをもらいました。人との付き合い方、心のとらえ方がちょっと変わったように思います。そして、すごく気が楽になりました。みなさん、これまでどうもすみませんでした。自分の弱点(できない部分、苦手な部分など)を承認し、愛してあげると、自己肯定感がアップします。自己肯定感がアップすると、自分の周りに起こるいろんなできごとを、楽しく捉えらえます。できない自分の伸びしろを面白がれます。他の人のできない部分も愛せます。自分よりできる人への嫉妬がなくなります。自分よりできる人のことを素直にすごいと思えます。こんなことを思いながら、自分の在り方を日々模索しています。みなさんも木に抱き着いて、「何が聞こえる?」やってみてください。