セレンディピティ

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発達障害と絵本の出会いの記録

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とても住み心地の良い井戸の中に住んでいたかえる。井戸の水がなくなってしまったことで井戸の外にはなにがあるんだろうと思い立ちます。

 

外の世界はとても美しい。そこで出会っためうしやブラックバードに聞きました。

でもみんな、ここがせかいでせかいの果ては納屋の向こう、とか、陸の終わるところなどと言います。

次第に雨が降ってきました。きっと井戸にも水が戻ってきます。

かえるは井戸の戻ろうか考えます。だってそこが自分のせかいだから。

その時、美しいハーモニーが聞こえてきました。かえるの合唱です。

かえるは、ひとりきりの井戸のせかいよりも仲間のいる池に思い切って飛び込んでいきました。

 

ジナーンは5年生になりました。

たくさんの本を読んできて、現在は結構なボリュームの本も一人で読めます。

(あまり進んで読みませんが)

そんな成長したジナーンはとても慎重で、新しいことをしたがらない傾向があります。

知った道しか通りたくない。遅れるたりすることも避けたがります。

そんな彼に、とても良いメッセージが届いた本です。

 

「せかいのはて」は自分がつくってしまうんだね。

せかいは広いんだから、挑戦してもいいかもね。

 

うなずいていました。

 

最近は読み聞かせはあまりしないのですが、この日は良い眠りについた様子でした。

 

 

『せかいのはってってどこですか?』/アルビン トゥレッセルト

童話館出版

1512円

『敏感すぎる自分を好きになれる本』

 

環境や周囲の変化に敏感に対応してしまう気質を持つ「HSP」について書かれた本です。

 

HPS:Highly Sensitive Personの略語で、とても敏感な人と言う意味

 

豊かな感情と感受性にめぐまれ、創造性に富み、良心的である、という美点を持ちながらも

社会の軋轢の中行きにくく感じる人々の救いになった概念で、アメリカのアーロン博士により

提唱されました。

全人口の15~20%にHSPは存在するそうです。

 

敏感すぎて周囲との関係性がうまくいかなかったり、自己肯定感を持ちにくかったりする

人はおおいでしょう。しかし、それは心が弱いから、自分がだめだから、という理由ではなく

そのような生まれ持った気質があるからなのです。

 

HSPの特徴としては

・刺激に敏感に反応する

  ストレス反応が大きくなるが過剰な敏感さは脳内の情報処理能力の高さ故
  異変やいじょうをだれよりも早く察知できる利点がある

 

・人の影響を受けやすい

  人の気分に左右され、「過剰同調性」に陥ることもある
  他人と自分との境界線を作ることが苦手

  相手に共感してもどうかしない努力を

 

・直観力がありひらめきが強い

  瞬間的に本質を見抜く力で自分を守ることもできる

  

・慎重でマイペース

  HSPは疲れやすいが、それは自分を守る機能

  脳内の抑制機能が慎重さを生み出す

  丁寧で誠実に仕事をこなすがマイペースであるゆえに
  急な仕事や過剰な依頼に対応しにくい

 

・感動する才能

  音楽や絵画、小説や詩、映画などを愛し、それらから
  魂をゆすぶられるような深い感動を得ることができる

 

 

自分の敏感さを受け入れ、生きづらさを理解し、自分の良さを高める勇気をもらえる一冊でした。

 

周囲と違うということにどうしてもプレッシャーや自尊心の低下を起こしやすい人々がいます。

数の論理で言うとHSPも発達障害もマイノリティです。

時として、学校の先生もこうしたマイノリティに理解のない方も存在します。

大概、そういう先生は身体的な傷みには同情をもてるのですが、見えない傷には非常に

鈍感であったりします。

そうなると、どうも自分たちが、自分の子がおかしい、わるいと思いがちになります。

しかし、それでもいいと開き直り、左右されずにいきたいと思いました。

繊細に物事を感じとれるというのは、時として自分を追いつめますが、

でも他の人にない利点とも確かに言えるのです。

 

でも、左右されずにってなかなか難しいものです。

どうしても自分の言うことをきかせたい人っていますからね。

それは、クラスメイトだったり、先生であったり。

そして、親である自分にもまた該当したりします。

 

HSPであることは誇りに思って良いことです。

生きづらさを理解し、どうそれを生かすかを考えさせられました。

 

 

『敏感すぎる自分を好きになれる本』長沼睦夫

青春出版社

1404円 

 

 

 

 

 

 

ジュポン博士は10羽のインコを飼っています。
日課は、起きてシャワーを浴び、歯を磨き、服を着て、ネクタイを締め、メガネをかけて、階段を下り、温室に入り「やあおはよう。わがうるわしき つばさのともよ!」ということ。

インコたちはマンネリに飽き飽きしています。
そこでいたずで温室から逃げ出しいろんなところに隠れます。
博士は家じゅうを探しますがなかなか見つかりません。

一日中探したけど見つからないので、博士はカッカしてなかなか眠れませんでした。
でも朝になるとまた同じ日課の繰り返しをします。

温室でインコたちを見つけ「やあおはよう。わがうるわしき つばさのともよ!」と言いました。


日課を欠かさず行うことはすごーく難しいと思います。
が、時としてはたから見ると退屈な行為なんですね。

でも日課、大事です。

インコの隠れているところを探すのが楽しい絵本です。





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