哲「多分、他言無用のあれ、
和歌がとある話をするだけで、すぐに具合が悪くなるらしいんだけど、
お狐様じゃね?と俺は思う。
しかも、無茶苦茶家族中具合悪くなるらしいんだ。」
和歌「破魔矢が浮かんだから、
さっき、弓道の弓が倉庫に行ったら、袋から出ていたから、閉まってきたよ。」
哲「ああ、弓ね?慌てるな和歌。
和歌曰く、弓は不吉を前持って知らせて守るらしいんだ。」
哲「小弓公方呼んでるんじゃね?」
哲「和歌に、沙穂!って言ったら、違うって言うから、完全に違うらしい。」
哲「コイツが、稲荷で揉めた原因ワロタ。
ことの真相は、井上から、なんでオメーが来るんだ?と言われたと同じ。
ところが和歌は旅子と来ていたらしいんだ。お付きが旅子。
和歌は、藤原諸姉、藤原式家の話かと思って、困惑。
ところが、そもそも、和歌は藤原諸信に北家にとどまれ!とお叱りを受けていたらしいんだよ。」
哲「要するに、九条家に騙されてついていくなと!」
哲「ところがコイツ清和で、
稲荷からしたら、九条省けなくて、
どうでもいい扱いになってるらしいんだわ」
哲「笑える。
クソ笑えるのが、足利尊氏こそ、清和の血を継ぐ。頼朝もだけど、
南北朝完全にどっちでも同じなのが和歌。
稲荷でも同じ扱い。
井上と揉めてると思ったら、諸姉。
藤原諸姉」
哲「よく和歌は旅子に祟られないなと思ったら、和歌こそ、藤原氏万歳でしかなくて、双方祟るに祟れないから、
和歌、しばし、ここで毎度困惑。
井上には来るな言われて、九条には来い!言われて」
和歌「九条家の先祖高子の兄だな。。。
清和からすると、
高子の兄が結婚しろって言ったから、したけど??」
哲「九条家の先祖が中臣鎌足でしかないから、どうしようもないんだよ。」
哲「和歌の言ってる、子狐の現れる、妖刀子狐丸って、
神刀宗近の事なんじゃん?
なんだ心配して損した。
何何?あの狐の遣いこそ、
橘君の何?」
和歌「いや、狐のじゃなくて天皇の遣い」
和歌「橘道成が、、、」
哲「お前、刀盗みに来たと思われてない?」
和歌「まさか!!!」
哲「狐の子の話はできないそうじゃ」
哲「なんだ、宗近かよ?
どんな、妖刀かと思ったら、それ?」
和歌「えっと、草薙剣の次くらい有名な、、あの、、、三日月宗近、、?」
哲「それ!和歌は心配していたが、立派な妖刀に化けさしてもらってよかったじゃないか?
白狐だな?和歌は狐の区別がつかないようだが、
俺らのことも呪いはしない奴だ。」
和歌「伏見稲荷の子狐のパワーがあるでの。。。」
哲「それ心配なんだ?和歌」
哲「和歌の言ってるのが、
子狐丸って刀で
三日月宗近を作ったのも、同じ作者」
和歌「崇徳、後白河の時代を見つめていた刀が、子狐丸。」
和歌「一条天皇が、北野天満宮建てたから、菅原道真は、伏見稲荷も東寺も好きかと思うが、東寺は、嵯峨天皇。
一条天皇は、橘君に、宗近に刀作ってって頼んできて!とお願い。
九条家は、元々の刀の持ち主だし、、
あってもおかしくない。
石切神社にもあるか?
納得いくまで刀何本も作ってたから、数本あるんじゃね?
元々納得いかなくて、子狐丸に頼んだらしいから。」
哲「数本あるんじゃね?で話片付ける。
この凄み」
哲「稲荷の何が嫌かって、
イチイチ橘出てくるのなんなん?
と思ったけど、
和歌は、"呼んでもない片岡出て来るよりいいだろ?"説」
哲「片岡呼んでないの?」
和歌「僕が呼ぶわけねーだろ?
江戸時代じゃないの??」
哲「和歌のノールック戦法。
片岡なら流れから踏んで江戸時代初期説、そのままで、わろてるやついる。
片岡言っただけで、江戸って言い切った奴。」
哲「和歌のヤマカン、名字の並び見るだけで、時代分かって来るそうなんだ。」
和歌「後陽成天皇、ありゃあ九条家フィーバーだぜ?」
哲「お前、九条家に怒られることばっかり言ってね?と思ったら、然もありなん」
和歌「九条家先祖は、源義朝を切ったんだよ。子狐丸持ってた人。
平家よりなのね?
ところが、義朝の息子、頼朝義経の源平の乱」
哲「最悪だな。フラグ的に真っ先に叩き殺されかねない。」
和歌「しかし、藤原忠通母君が後白河の乳母してたんだよ。。」
哲「後白河乙。」
和歌「だろ?なんとも言えない。。。」
?「歴史は複雑よね。放って置きましょ」
和歌「忠通の子が九条兼実」
和歌「花山稲荷神社は、子狐丸で有名だそうです!」
和歌「醍醐天皇ゆかりの地でもあります」