こんにちは!暗号資産の開発をしていて、最近ずっと気になっていたことがあるんです。

「オーダーブックのスナップショットって、本当にどれくらいのペースで更新されるの?」

最初、普通に API からスナップショットを取得してみたら、数秒に 1 回しか更新されなくて…「これじゃあ、相場の動きに全然ついていけない!」と焦りました(笑)


オーダーブックスナップショットって何?

簡単に言うと、**「ある瞬間の売買注文の全体像」** のことです。どの価格にどれだけの注文が入っているかが、一目でわかるデータなんですね。

でも、実は API って、毎回この全体像を送ってくれるわけじゃないんです。主流なのは「スナップショット+増分更新」という方式。

  • スナップショット:1 回だけ全体のデータを取りに行く
  • 増分更新(diff):その後の注文の変化だけを、小さいデータでどんどん送ってくれる

チャットで例えると、スナップショットが「最初の画面スクショ」で、増分更新が「次々来る新着メッセージ」みたいな感じです。


REST と WebSocket、どっちが速いの?

API には大きく 2 種類あって、更新スピードが全然違うんです。

REST インターフェース

  • 更新:数秒~数十秒に 1 回
  • 向いてる用途:過去のデータをまとめて取る、統計を取るとき
  • 向いてない:リアルタイムでの監視や取引(遅すぎて間に合わない!)

WebSocket インターフェース

  • 更新:ミリ秒~数百ミリ秒レベル
  • 向いてる用途:リアルタイム監視、自動取引、戦略の実行
  • 特徴:相場の変動が目に見えるレベルで追える

私、最初 REST でやってて「全然ダメだ…」となったので、WebSocket に切り替えたら世界が変わりました。


なぜ「固定 1 秒更新」にしてくれないの?

「リアルタイムって書いてあるのに、どうして 1 秒ごとに固定してくれないの?」って思ったことありませんか?理由はこの 3 つです。

  1. 人気の通貨は注文の変化が激しいので、毎回全体送るとサーバーが大変
  2. あまり取引されてない通貨は、注文がほとんど変わらないので頻繁に更新する必要がない
  3. 業界では「スナップ+増分」が常識で、これが一番効率がいい

つまり、「リアルタイム」=「固定間隔」じゃなくて、相場の状況に合わせて動的に変わるんです。


実践!正しいリアルタイム取得方法

安定してリアルタイムなオーダーブックを作るには、この手順が一番です。

  1. REST で 1 回だけ全体のスナップショットを取る
  2. WebSocket で接続して、増分更新を受け取り続ける
  3. 受け取った増分データで、ローカルのオーダーブックをどんどん更新する

実際、私はAllTick APIを使ってこの方式を実装しています。Python のコード例を載せておくので、よかったら参考にしてくださいね。

```python

import websocket
import json

def on_message(ws, message):
    data = json.loads(message)
    # 増分データを使ってローカルのオーダーブックを更新
    process_orderbook_update(data)

if __name__ == "__main__":
    ws = websocket.WebSocketApp(
        "wss://apis.alltick.co/ws/stock",
        on_message=on_message
    )
    ws.run_forever()

```

こうすることで、REST のような「更新待ち」のラグなしで、ほぼミリ秒単位で最新の状態を保てるようになります。


まとめ

オーダーブックの更新頻度って、数字だけを見ても意味がないんだな… と実感しました。

大切なのは「スナップ+増分」の仕組みを理解して、WebSocket を使うこと。そして、自分のローカルデータを正しく更新し続けることです。

同じように「API のリアルタイムってどうなの?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです✨