自分に負けること＝
身体、精神に迷い、狂いが生じる
これはかならず付いて回ります
このことに着目する事は
自分の大きな課題でもあります
自分をよく見せようとしたり、力を誇示したり、
力づくで何かを奪おうとしたり、
自分を誇大評価したり、
生活の動作を一つ一つをだらしなく
積み重ねてゆくと
自分に負けるようになっていきます
それはかなり後になって知ることとなります。
表面に出るまで中々気がつきにくい
他に影響を及ぼす前に
その芽に気付き、摘み取る事が大事だと思います
武道でも海の中でも同じ事
自分の基本に戻る
自分の基本とは何か
いつも自分に問います
他人に負けない事ではなく
自分に負けないことが
基本だと思います
自分に負けない事は、例えば
無駄な力、動作をいれないことも含まれます。
空手でも相手の攻撃をかわして、防御しすぎて余分な力を加えたり
余分な動作をすることで、逆に
その力を利用されて自分に跳ね返ってくることがあります
フリーダイビングでも、少しでも力を入れすぎれば
精神に力みが生じれば、自分の身体はどんどん重たくなって
身体の様々な部分がバラバラ、点となってしまい
水と一体化することに近づけません。
基本の積み重ね、鍛錬に鍛錬をコツコツと小さく重ねること
大きな、派手なものには隙が出来ます。
自分の身体の影になる部分には
沢山の急所があります。
身体にも精神にも
本当に必要な時にその積み重ねたものを
注げるのではなかと信じています
硬いものには、柔らかなもの
自分もその塩梅が今上手くいきません
武道を武道と捉えることや
フリーダイビングをフリーダイビングとして捉える事
身体を整えたり治したりするヒーリングを
そのまま捉える事ではなく
全てが繋がっていることの源流を捉える事
そこに本当の自分自身を取り戻す基本があるとおもいます。
歯を食いしばったら
次は大いに沢山笑う
身体が痛んだら
十分心を休ませていく
衣食住に自分の気持ちが入らなければ
もう一度無心になって磨きをかける
どれも陰陽の法則を
大事にしていかなければなりません。