父化 | RENATA

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毎日のあれこれ

 

母のホームに行ってきました。

今は2週に一度という感じ。

 

以前ほどには、

母の郵便物はたまらなくなりましたが、

 

今回は

7月1日からの介護保険証があるし、

ホームへの提出書類もいくつかあるし、

 

何より、母が楽しみにしているはずの

通販の商品(衣類と化粧品)が届いていたので、

それを早く渡してあげないと(笑)

 

重要な書類等の話を先に済ませてから、

お昼をはさんで母の話を聞きました。

 

 

相変わらず母は、

姉が次々と送ってくる「もの」に

悩まされている様子でした。

 

「肌着を1枚だけほしいと言っても

5枚くらい送られてくる」とか

 

「脳トレのドリルを送ってくれて、

『感想を聞かせて』というので

面白いと答えたら、

『定期購読の手続きをしようと思う』

と言われて焦った」とか

 

「『●●は要るか?』ときかれて

今は要らないと答えると

『それでも試しに使ってみて』

といって送られてくる」とか・・

 

 

まるで父がそこにいるようです^^;

いいとか悪いとかじゃなくて、

生前の父の行動や思考とそっくり。

 

 

そして・・

父の他界後の1年間の話になったとき、

母がこう言いました。

 

「チョージョが

なんでそれくらいのことで?

と思うようなことで

ひどく興奮して大騒ぎするのが

苦しかった」

 

 

これです。

 

姉がこの状態になったとき、

その苛立ちや怒りが私に向けられて

「腎臓わしづかみ事件」

が起きていたんです(苦笑)

 

同じとき、母も

別の意味でしんどかったんだな・・

 

自分に向けられたものでなくても、

すぐ傍で噴火が起きているようなものですから、

 

【同調して噴火できる人】でなければ

辛くないわけがありません。

 

 

 

 

最近、母はホームで

夕食後に会話をする仲間が

できてきたみたいです。

 

「お喋りしていたから

夜のメールが遅くなりました!」

といってメールがきます。

 

そんなことは全然平気。

実家でひとり暮らしのときなら

ちょっと心配にもなるけれど、

今は常に人の目があるから安心です。

 

そういう時間も持てるようになって

よかったです。