先日、世界食糧計画(WFP)が、
虹彩認証とブロックチェーンを使った
食料支援システムを本格的に稼働させました。
具体的には支援対象者にお金を配り、
自由に買い物ができる仕組みです。
虹彩認証による難民ID登録や、
買い物の決済履歴もブロックチェーンに記録されます。
他にも二重受け取りや汚職、
銀行への手数料などで失う支援金を98%削減できたとのことで、
今後は、ブロックチェーンに
難民キャンプ内での職業訓練履歴などを組み込み、
難民の自立支援を強化する方針ということです。
このブロックチェーン技術を使用する事で、
人身売買防止、医療、教育にも生かせます。
改ざん不可能なブロックチェーン技術は、
現在世界中のあらゆるところで使われています。
これは世界中に広がる難民問題にとって
良いニュースですね!
実際に世界中には
国外に逃れた難民や、国内で住居を奪われた難民が
2017年の時点で2540万人いると言われています。
しかも公的に存在が認知されていない人は
約10億人に上がるとも言われています。
そういった難民に対してブロックチェーン技術は
今、あらゆるところで使われて行っていますし、
今後も拡大していくことは間違いなさそうでしょう。
まさに「ブロックチェーンは世界を変える」技術となりそうです。