今期限りでHONDAがF1から撤退すると聞き、

 

僕は凄く残念に思いました。

 

何故なら昨年からチームは上り調子で、

 

今季はドライバーズ・チャンピオンを

 

獲れるんじゃないかと思っていたからです。

 

おそらく現場のスタッフさん達も、

 

同じ想いだったのではないでしょうか?

 

このニュースを聞いて本社に、

 

「私達は消化試合をするつもりは無い。

 

エンジンは箱(基礎)から作り直させてくれ」

 

と申し出たそうです。

 

僕が思うに今後のHONDAは、

 

ガソリン・エンジンのレースから遠ざかると思ってます。

 

(現在のF1は、ハイブリッドですが。)


そんな中、今季のF1は前戦のサウジアラビアで

 

なんとマックス・フェルスタッペン選手と、

 

ルイス・ハミルトン選手が、


ドライバーズ・ランキングで、

 

同点に並ぶという歴史的な展開になったのです。

 

そして迎えた最終戦アブダビGPですが、

 

前2戦でハミルトン選手が復調して来たので、

 

フェルスタッペン選手の勝利は

 

難しいかなって思っていました。

 

でも彼は決して諦めずにベストを尽くして走っていました。

 

そしてチーム・メイトのチェコも、

 

命懸けと、言っても良い走りで

 

フェルスタッペン選手をサポートしました。

 

そして最後の1周で劇的なドラマが起こりました。

 

勝ったフェルスタッペン選手も

 

惜しくも敗れたハミルトン選手も

 

それぞれの思いから涙を流してました。

 

フェルスタッペン選手は

 

初のワールド・チャンピオンに歓喜し、

 

ハミルトン選手は後1周で

 

タイトルが手から滑り落ちた悔しさでです。

 

どちらの選手も凄いのですが、

 

フェルスタッペン選手は遅れていても

 

諦めずに車を前に進めました。

 

そしてハミルトン選手は、

 

もう何度もドライバーズ・タイトルを獲得しているのに、

 

「悔しい」って思える事自体、

 

信じられない事だと思います。

 

そしてレッド・ブルのクルーの皆さん、

 

HONDAのスタッフの皆さんも素晴らしいです。

 

諦めなければ未来は拓く、僕はそう知りました。

 

ドライバーをはじめ素敵なドラマを届けてくれた

 

全ての方に有難うと言いたいです。


実況でもサッシャさんが仰っていた通り、


同じくHONDAエンジンを駆る

 

角田裕毅選手が4位で


ガスリー選手が5位というリザルトも


彼らの今後にとっても輝かしい事だと思います。


最後にHONDAさんへ。

 

フェラーリの様に今後もF1に参戦し続けませんか?

 

皆さんの実力と頑張りを今後も見続けたいです。