おまえが交差点で後ろから追突され、複数箇所骨折と打撲の傷を負った事
物凄くショックだったよ
ましてや、その数時間前に俺がメールして
「もう別れよう、だからメールはもう、送って来ないでね、さようなら」って
おまえに言った後だったから尚更だよ
本当に生きていてくれて有り難う
もし、あのメールの後におまえが死んだなら
俺は一生、立ち直れなかった事だろう
おまえにメールで別れを告げた時、俺はそれで後悔しないと思ってた
おまえがここ何日か「私は事故に遭うと思う、死ぬかもしれない」って
ずっと言ってたよね
おまえは幼い頃から、予知能力が有って
お父さんが出勤する前、事故に遭う予感がするって言って
出勤するのを止めてって懇願してたけど
お父さんは、仕事しなきゃならないから出勤した
そしたら、事故に遭って全身炎に包まれた事も知っている
お父さん、ご無事で良かったけどね
俺はおまえの事を助けなきゃいけないのに
おまえに別れを告げる事を選んだ
おまえを疑っていた訳じゃないけど、テレパシーとかの事例は
テレビでしか見た事が無かったし
毎日、「死ぬかもしれない」って言っていた
おまえの真意を計りかねてたからね
俺は大切な人を亡くした事が有るから
恋人が死ぬかもしれないって言うのを、我慢出来なかったんだ
でも、お風呂から上がってから寝るまで
毎日メールしてたのに、突然それが無くなったんだ
ものすごい虚無感に襲われて、俺からまた連絡入れたね
そしたらおまえは、病室のベッドの上から
痛みを堪えながら電話して来てくれた
そして号泣しながら謝る俺に
「泣かないで、○○ちゃんがいたから死なないで済んだんだよ」って
温かい言葉を掛けてくれて、「愛してる」って言ってくれた
傍で聞いていた娘に全部打ち明けたら
「生きていたんだから良いじゃない、
後悔しても始まらない。これから沢山優しくしてあげて」
って言われて、もの凄く恥ずかしかったよ
俺はブログで「おまえの手を絶対離さない」って公言したにも拘らず
いとも簡単に、手を振り払ったんだ
そしたら、きつい罰が待っていた
でもね、おまえが変わらない愛情を示してくれて
俺は再び、おまえの手を握っているんだ
怪我に障らない様、優しく握ってるよ
あと数日で、おまえとデート出来たのに残念だね
日本に来たら、思いっきりもてなそうと思ってたしね
かと言って残念で仕方ないって気持ちはあまりないんだ
だってそうだろう?
逢おうと思えば、連休を使って弾丸で逢うことも出来るしね
最後に、先日おまえが娘に送ってくれた手紙と「Tweety」のシールの
お礼をここで言わさせて貰うね
昨日の朝送って来た、事故直前の写メも使わせて貰ったよ
本当に、有り難う
おまえが全快したら、逢う日取りを再検討しよう
おまえの腹が破けるまで、いっぱい飯を奢ってあげる
だから焦らず、傷を治すんだよ
俺は、ずっとおまえの味方で、おまえの傍に居るからね
もう、こんな思い、二度としたくないしね
大丈夫、10年後には笑い話になっている筈さ
愛してるよ
