手術に踏み切るに至った、
これまでの流れをまとめておきます。
手元に資料がないので、覚えている分のみです。
そもそもこのブログは、
自分自身の記録のために始めましたが、
たくさんの方が読んでくださっていることを知りました。
心より感謝しております
もしかしたら、2022年の私と同じく、
思い悩んで
情報を収集していらっしゃるのではないでしょうか?
手術に至るまでの自覚症状、
診察、投薬、治療、自分の気持ちの揺れなど、
なるべく詳しく書くようにしました。
いつかどこかで、どなたかのお役に立てば幸いです
2023年2月26日、入院20日目、術後18日目
病室にて
まとめ:これまでの流れ
1.交通手段
2.前日譚
3.発症期
4.劇症期
5.緩和期
6.決心
1.交通手段
交通手段は自転車か徒歩。
徒歩で片道1時間、自転車で片道2時間は、
時間があれば許容範囲。
車を所有していない。
朝、起床してすぐに近所を20分ほど散歩する習慣がある。
ジョギングはしない。
2.前日譚
ヨガの「木のポーズ」をするとき、
効き足の右脚を軸にすると、安定しない。
効き足でない左脚を軸にすると、
安定するのを不思議に思っていた。
【2012年~2014年頃】
ウォーキングイベントにはまり、夏以外の休日はほぼ参加。
2つのコースを掛け持ちして、一日30km強歩く時も。
歩いた日の翌日に、右膝のみ痛くなることがあったが、
放置していた。
【2016年~2018年頃】
ジムにはまり、
ズンバ、ボクササイズ、ストレッチ、アクアビクスをする。
筋トレは一切しない。
別のヨガ教室にも通う。
週2度、片道1時間を自転車で通う。
【2022年6月~】
歩いた距離をポイントに変えられるスマホアプリを
インストールして、
今まで以上に歩く。
平日8000歩以上、
土日祝はそれぞれ、1万歩以上。
3.発症期
【2022年7月15日~18日】
夜行バスで遠出をし、国内旅行。
16日朝に現地到着してからの3日間、
一日2万歩強歩く。
(靴は、初日と3日目は高さのあるサンダル、
2日目はスニーカー)
足の疲れはあったが、いつものことと思い放置。
【2022年7月23日頃】
右膝に、今まで感じたことのないような鈍い痛み。
右膝の不安定感。
右もも後ろからふくらはぎにかけて強い痛みと張り。
週末のため、とりあえず様子見。
【2022年7月25日頃】
右下肢の状態が変わらないのでおかしいと思い、
整形外科Aを受診
問診
触診
右膝のレントゲン撮影
患者(自分)としては、思い当たる点は次の2つ。
1.歩きすぎ(普段から、そして直前の連休)
2.体重が多すぎる(当時MAXで60kg、BMI24.7)
診断結果:
大腿骨と脛骨の間の空間がしっかりあり、
軟骨もすり減っていないので、
変形性膝関節症ではないだろう。
ハムストリングスを痛めたのかもしれない。
自分としては、アスリートみたいでかっこいい!と
内心喜んでいた
処方:
モーラスパップ
漢方(防已黄耆湯と越婢加朮湯)
【2022年8月2日頃】
再度整形外科A受診
処方された漢方がよく効き、体重が落ち始めたので
このまま続けることにする。
右脚の痛みは改善しない。
【2022年8月9日】
右膝の痛みがひどくなり、
足を引きずって歩くようになる。
かばって歩いているからか、腰も痛い。
自転車に乗るときは、
ほぼ左足だけでペダルを漕ぐ。
整形外科A受診。
腰のレントゲンを撮るが、異常なし。
4.劇症期
【2022年8月13日】
整形外科Aはお盆休み。
今までに感じたことのない激痛で
寝ていられなくなる。
朝5時頃起床。
右下半身に全く力が入らない。
床につま先がついただけでも激痛。
やっとの思いで着替え、
総合病院の救急外来を受診。
院内は車いすで移動。
問診
触診
レントゲン撮影
診断結果:
大腿骨と脛骨の間の関節に異常は見られなさそう。
心配ならば、週明け、
お盆だけど開業しているので
この総合病院の整形外科の外来を
受診してみてはどうか?
処方:
ロキソニン錠(6錠くらい)
ロキソニン服用するが、
10の痛みが8になる程度。
切れると激痛。
【2022年8月14日】
昨日のロキソニンは飲み切ってしまう。
6時間ごとの服用と言われていたが、
それでは空白の時間の痛みがきつく、
ほとんど効果がなかった。
ほぼ4時間ごとに服用。
(本当はしてはいけないこと)
外出予定があり、最寄駅まではいつもと同じく自転車、
それから電車で移動
外出先で痛みで動けなくなり、
ドラッグストアでロキソニンSplusを購入して服用。
【2022年8月16日】
救急外来で訪れた総合病院の整形外科を受診。
(救急外来で担当になった医師とは別の医師。
今の主治医。)
(この総合病院に現在入院中)
問診
触診
MRIの予約
念のため、血液検査(リウマチかどうか調べる)
ほとんど歩けないので、
松葉杖(2本)を借りて帰宅。
処方:
ロキソニンテープ
ロキソニンより効くセレコックスと副作用対策の薬
副作用の吐き気が怖く、服用せず。
病院からの帰りにドラッグストアに寄ってもらい、
ロキソニンsplus購入。
バンテリンの膝用サポーターも購入。
【2022年8月19日】
お盆の間は、激痛でほとんど外出できず。
それでも、松葉杖2本使って外出。
ロキソニンテープを貼り忘れたので、
外出先のドラッグストアで
バンテリンコーワパップSを購入。
なんばパークスシネマへ。
『犬王』の応援上映を観に行く。
あの時、映画の感想で盛りあがって
楽しいお時間をシェアしてくださったあなた、
心配して新大阪駅まで送ってくださったあなた、
あの時の松葉杖は、私ですよ~!
漢方、ロキソニン錠を続けて服用。
ロキソニンテープは常に貼っている。
食欲減退。
体重さらに減少し始める。
整形外科Aと総合病院の整形外科で処方された薬。
あまりの多さが面白くて、記念に写真に撮ったもの。
この当時は、まさかブログを書くとは思っていなかった。
何が役に立つか分かりません
職場では松葉杖を使用。
エレベーターがあるので助かる。
通勤は自転車。
松葉杖を担いで自転車に乗れるようになる!
【2022年8月25日】
総合病院整形外科にて
MRI撮影
病院内が広くて歩けず、車いすで移動。
松葉杖返却。
【2022年9月2日頃】
総合病院整形外科受診
MRI画像診断結果:
半月板が損傷している
かなり水が溜まっている
軟骨が痛んでいる
(変形性膝関節症と明確に言われたかどうか、
状況が呑み込めず覚えていない)
この時点では、「半月板って何?」状態
思ったよりひどいことになっていることに、
理解が全く追いついていない。
処置:
水を抜く➡黄色い液体20cc
浮遊物が見える
(剥がれ落ちた軟骨)
めちゃくちゃ痛い!
しかも、やたら時間がかかる!
痛み止めの注射
これもめちゃくちゃ痛い!
あんまり痛くて、
痛み止めが効いているのかどうかも分からん!
処方:
セレコックスが怖くて飲めなかったことを伝え、
ロキソニン錠を出してもらう
ロキソニンテープ
【2022年9月13日】
総合病院整形外科再診
処置:
水を抜く➡黄色い液体5cc
ヒアルロン酸注射は?
(処置されたかどうか忘れた)
院内リハビリ外来で、
医療用サポーターを購入。
その時の書類の病名に、
「変形性膝関節症」と記入してある。
処方:
ロキソニン錠
ロキソニンテープ
食べることに恐怖を感じるようになり、
食事は1日2回。
朝食午前8時と昼食・夕食兼用午後3時のみ。
5.緩和期
【2022年10月4日?】
医療用サポーターのおかげで、
歩くのが楽になる。
右膝の痛みが緩和!!
と、主治医に伝える。
自分では、完治の方向へ向かっていると思っている。
あまり薬に頼りたくないので、
自己判断でロキソニン錠の服用を控える。
相変わらず痛いが、我慢しながら。
ロキソニンテープは続けて貼っている。
また、整形外科Aで出された漢方が
たくさんあったので、
1日1~2回の割合で、
ずっと続けている。
【2022年10月18日?】
総合病院整形外科受診
右膝の痛み、ぶり返す。
またロキソニンの服用を始める。
【2022年11月1日?】
総合病院整形外科受診
診断:
高位脛骨骨切り術と関節鏡視下手術を
提案される。
軟骨が痛んでいる(炎症、水腫が止まらない)、
半月板が損傷しているため。
ショックでかなり落ち込む。
痛みが少し落ち着いているので、
本当に手術をしなければならないのかどうか、
理解できない。
当面のリハビリのため、
膝関節の治療に定評のある整形外科Bを紹介してもらう。
(総合病院が平日のみ開業で、
リハビリのために仕事を休めない)
処置:
水を抜く➡黄色い液体10cc
半分ロコアテープに変えて、試してみる。
この写真を撮ったときも、まさか自分がブログを書くことになるとは、予想だにせず
書籍、web、周囲の人からの情報収集を始める。
【2022年11月5日】
紹介状、レントゲン画像を持参して、整形外科B受診
(もし手術をするなら総合病院でという旨を伝える)
問診
触診
膝の角度測定
処置:
週2回のリハビリスタート
(CPM、電気治療、リハビリのセット)
そのうち週1回は
リハビリ外来で医師の診断あり。
2023年1月末(手術直前)まで続ける。
【2022年11月14日】
整形外科B受診
『もし手術をするのであれば、当院でする。
関節鏡視下手術のみ。』
と言われる。
話の内容が変わってきてびっくりする!
精神的に不安定になる。
気持ちの整理がつかない。
まだ病気を受け入れていない。
手術をするかどうか迷っている。
2つの病院の診断が異なることで混乱する。
【2022年11月15日】
総合病院整形外科受診
手術について、どうするか聞かれる
2023年1月11日を、「仮」仮予約
下肢全体のレントゲン撮影
【2022年12月3日】
整形外科B受診
MRI撮影
通常のリハビリも継続
【2022年12月5日】
整形外科B受診
MRI画像診断:
ヒダ障害が見られる。
もしかしたら前十字靭帯も
伸びているかもしれない。
前十字靭帯については、
実際に膝の内部を見てみないと分からない。
手術の際にその場で処置を決める。
手術は関節鏡視下手術のみでよい。
高位脛骨骨切り術をする必要はない。
大腿骨と脛骨のゆがみはなく、
空間も十分にあるから。
精神的に非常に不安定になる。
まだ、気持ちの整理がつかない。
2つの病院の診断が異なることで混乱する。
整形外科Bで、
自分の考えをきちんと表明できないことへの
もどかしさと焦り。
悲しくなって、かなり落ち込む
さらに真剣に情報収集にあたる。
習い事をやめ、睡眠時間を削って時間を確保する。
精神的にかなり参っている
【2022年12月23日】
総合病院整形外科受診
MRI撮影
【2022年12月27日】
総合病院整形外科受診
手術は「仮」仮予約した1月11日ではなく、
第2候補の4月でもなく、
2月8日に変更していただく。
6.決心
術式:
1.関節鏡視下手術
2.高位脛骨骨切り術(HTO)
術日:
2023年2月8日