昨年から製作開始したミノー、サツキマス用に試作しては解体繰り返し。


サツキマスは捕食する時間と場所が鍵なのですが、瀬肩で捕食するのを目撃することが多く。
そこを泳ぐ鮎の動きから、いかにサツキマスが食い易い動きを考えて
ローリングアクションを追求しては試作していました。



昨年の一番動きのよかった手作りミノーです。
カーディナル33と共に。
手塗りだけど、ひとつひとつ試作していたために手塗りで色も塗りかえては
水の中では変わるからです。







そして、重量配分、バランス、形、角度、試作の中から
誕生したミノーです。
名前は、LUONTO(ルゥオント)フィンランド語で自然の意味です。

少年時代に初めて手にしたミノーがラパラのオリジナルフローティングでした。
ラパラの発祥地はフィンランド、漁師のラウリラパラさんが発明したのが始まりでした。
ラパラおじさんは発明したルアーで魚をたくさん穫れるようになり、友達にも紹介して
いたと聞きます。ラウリラパラおじさんの研究したりして発明したミノーの物語は憧れなので、
ルアーの名前はフィンランド語にしました。
今後展開するルアーも名前はフィンランド語にしようと考えております。

LUONTO 75

タイプは、フローティングローリング、フローティングウォブリング、シンキングナチュラル、の3タイプです。
予定ですがまだ完全完成ではなく、改良加えるかもしれません。
カラーは企画途中で未定です。
最終スイムテストは、いろいろなフック装着でアクションのデータを記録します。
一昨年はサツキマスを掛けてはばらしを4回もしてしまい。
まだまだ工夫が要ります。
リヤとアンダーのフックの位置はトラブル対策からもこの位置がベストだと思います。
フックの種類の装着で動きが敏感に変わるので、シングルフック装着だとウォブリングが強くなり
カルティバなどのトラウト用のトリプルフック装着だとローリングになります。
スイムテスト結果でのデータです。

2020年にはカラーバリエーションも揃えて完成する予定です。

感動するフィッシングライフを手作りミノーで。
inspiring fishing handcrafted lure by Kalastus