旅館スタッフがこの旅館と伊達政宗に関してレクチャーしてくださいます。
佐勘は、佐藤勘三郎さんから取られた名前です。
平家の落ち武者の一人であった佐藤勘三郎は宮城県に移り住み、ここ秋保温泉にて湯の守をすることになります。
この秋保の湯は日本に3つある勅封妙泉の一つと数えられます。
勅封妙泉とは勅→天皇により、非常に良いお湯だと認められたと言うこと。
欽明天皇が皮膚病を患った時、ここ秋保温泉からお湯を取り寄せてお風呂に入られたところ、治ったと言われているとか。
ロビーの一角には440年燃え続けている炎、
伊達政宗の直筆の手紙などが展示され、ミニ博物館のようです。
仙台藩主伊達政宗についてもいろいろ話してくださいました。
今日は仙台のお客様がいらっしゃらないから…とこっそり(笑)教えてくれたお話。
伊達政宗が豊臣秀吉から「クイズをやって、ワシに勝ったら、ワシの15-20人いる側室の一人をお前にやろう」と言われました。
伊達政宗は自分の側近から優れた2人を選び、そのゲームに勝ち、「こう」と言う非常に美しい女性を仙台に連れて帰ります。
伊達政宗にも側室が7人いたのですが、彼は美しいこうさんにラブラブになります。
あまりにラブラブになってしまい、誰かに取られては大変だと、こうさんを永遠に自分のものにするために彼女を殺してしまいます。
その、こうさんの祟りで仙台には美女が少ないとされている、と。😆
いやいやそんなことないですよ、
仙台にも美しい人はたくさんいましたよー、と関西からのお客さんがフォローしてました😊
歴史ある温泉の歴史ある旅館で、思いがけず歴史の勉強をさせていただきました。
最近のお気に入りであるこの旅館、また来たいと思います。