聖護院は正式には、本山修験宗総本山 「聖護院門跡」(しょうごいんもんぜき)といい修験道のお寺で、山伏のお寺です。京都では昔から「聖護院御殿」と通称で呼ばれていました、というのは明治以前は鴨川まで広大な聖護院の森が広がり、森御殿と呼ばれていたことから由来します。開基は僧、増誉で寛治4年(1090年)に創建されました。ご本尊は不動明王です。

 

 「山門」です。

 

 

 早速に赤鬼さんがお出迎えです。

 

 

 「山門」をくぐると、「御殿入口」です。

 

 

 「中門」を入っていきます、

 

 

 「宸殿」の前にも鬼さんがポーズをとってくれました。

 

 

 「宸殿」です。

 

 

 「豆まき」の準備が始まっています。

 

 

 「豆まき式」の始まりです。列席者の名簿が読み上げられて順次入場してこられます。

 

 

 列席者が整列されると、法螺貝の音の先導のもと、導師さまも宸殿に入場されます。

 

 

  宸殿に鬼も雄叫びを上げて乱入してきます。

 

 

 4匹の鬼が宸殿の回廊をユーモラスに暴れています。

 

 

 導師さんを始め皆さんの豆で鬼祓いが行われ、鬼たちも降参し、大人しくなり改心し、皆さんと一緒に豆まきを始めます。

 

 

 多くの参詣者に福豆が撒かれます。

 

 

 山伏さんたちも笑顔いっぱいで福豆を授けておられます。

 

 

  最後に鬼さんの金棒で福が降り注ぐように頭をなぜてもらい、豆まき式は終わりを告げます。

 

 

  「豆まき式」が終わると、宸殿前の道場で「採燈大護摩供」が行われました。護摩供とはお参りの皆さんの願事が書かれた護摩木を、護摩壇に投げ入れてお炊き上げをし、所願成就をお祈りする儀式です。中央に護摩壇が設けられています。古来、山伏が山岳修行の際護摩壇を設け、所願成就を祈願する行事です。

 

 

「導師さま」や山伏たちの入場のあと、山伏問答などがあり、式が始まります。

 

 

 採燈護摩壇木を切り出す作法「神斧」、道場内の魔と自己の魔を断ち切る作法「寶剣」、四方の外魔を道場内に入り込ませない作法「寶弓」を行います。写真は寶弓の作法です。

 

 

 山伏さんの吹く法螺貝の音が2月の寒風の中に響き渡ります。

 

 

  いよいよ点火です。

 

 

 次第に煙が立ち昇ります。煙が多く立ち上るほど良いとされています。

 

 

 読経が続く中、次々と護摩木が投げ入れられて、煙が天を覆います。

 

 

 

 

 信徒の方の願い事の「願文」を読み上げる山伏の皆さん。

 

 

 導師の山伏さんを先頭に退席されて、「採燈大護摩供」も滞りなく終わりました。

 

 

 2日、3日と聖護院界隈での節分祭も終わり、喧騒に包まれたこの辺りにも、また静かな日々が戻ってくる事でしょう。