1976年度の後半よりNHK「囲碁トーナメント」と「将棋トーナメント」の放映が再開します。そして、再び囲碁と将棋が隔週で放映される放送スタイルに戻りました。前半30分が講座、後半90分がトーナメント対局です。この期よりトーナメント出場枠が16人から26人に増員されました。下記はその初回の情報です。
1976年09月05日(日) 午後00:00 〜 午後02:00
「囲碁の時間」
12:00「講座」
講師 八段 安倍 吉輝
アシスタント 山崎 功
きき手 アマチュア・四段 堤 加蓉子
(12:30)「NHK杯囲碁トーナメント」
―1回戦第1局―
対局 九段 橋本 昌二
対局 七段 趙 治勲
解説 九段 白石 裕
きき手 菊池 康郎
棋譜読み上げ 石榑まき子
記録 井戸田啓子
司会 石野倬アナウンサー
1976年09月12日(日) 午後00:00 〜 午後02:00
「将棋の時間」
12:00「講座」
―私はこう戦った―
講師 五段 真部 一男
きき手 アマチュア初段 谷川 治恵
(12:30)「NHK杯将棋トーナメント」
―1回戦第1局―
対局 九段 内藤 国雄
対局 八段 米長 邦雄
解説 九段 二上 達也
きき手 神田 山陽
棋譜読み上げ 蛸島 彰子
棋譜読み上げ 山下カズ子
司会 福本義典アナウンサー
将棋講座の講師は原田泰夫八段(当時、その後九段)から真部一男五段(当時、その後九段)に交代。きき手は引き続き谷川治恵さんが担当されました。真部五段の講座は自戦解説が中心で、かなりゆったりとした落ち着いたしゃべり方だったと記憶しています。この年からOP曲がガラリと変わり、講座とトーナメント対局のOP曲は異なっていました。講座のOP曲もネット上にはみつかりませんでしたが、軽快なシンセサイザーの曲で、その後も「お好み対局」のOPでも長く使用されていました。
トーナメント1回戦第1局の組み合わせは内藤国雄九段と米長邦雄八段(当時、その後九段・永世棋聖)でした。二上達也九段が「クニオ対決」なので熱戦が期待できると展望されていたのを覚えています。司会は福本義典アナウンサーが続投。内藤九段は登場するや否や「OP曲が変わりましたね」。さすがです。皆さんご存じのとおり「おゆき」の大ヒットで、NHK「のど自慢」のゲストに出演した時に、当時の「のど自慢」の司会・金子辰雄アナウンサーが「内藤さんは将棋界で一番歌が上手く、歌手の中で一番将棋が強い方です」と紹介していましたw
こちらのOP曲を見つけることができました。「囲碁トーナメント」の冒頭ですが、当時は「囲碁トーナメント」も「将棋トーナメント」も同じOP曲が使用されていました。カクザンはそれ以前のOP曲を聴くのを楽しみにしていたので、この曲に変わったのはとても残念でした。しかし、今聴くと、こちらもなかなか味わい深い曲ではありますね。
↓
つづく

