日本にいる間だったでしょうか。?!メジャーな映画の字幕をよくしている戸田奈津子さんの話をテレビで耳にしました。翻訳をしていると「いや、ここはこうしたほうがおもしろいのに、、、、」と思う時があるそう。。。でもそんなときは、やはり原作に沿って訳すそうです。そんな話に同感しました。訳すとはいうものの、普通に文章を読んでいるのと同じなのです。例えば私によくあるのは、日本語から→英語の場合、「うーん、これは言わないほうがいいのに」とか「こういったほうが西洋人には受け入れられるだろうに。。。」とか思う時が多々あります。
でも私の感性で勝手に書き換えてしまうことはできないわけで。。。。。。。
ささやかな抵抗??!!としては、意味合いを変えずにもっと遠回しな言い方にしてみたり、やさしい言い方にしてみたり。。。。。。

でもそんなところが翻訳のおもしろいところともいえるのではないでしょうか。
うまくまとめてしまいましたが、そこが一番難しかったり。。。

私は私だからこそできる翻訳をして行きたいと思う今日この頃でした。
私だからというのは、やはり海外に長いこと住んでいると「言い回し」とか「言い方」に詳しくなります。
論文などの文章はまた違いますが、メールでのやりとりなどはこのあたりがとても重要となってきます。
だからそれをうまく利用して自然な感じのやりとりができたらいいなと思います(クライアント様に対して)。