格安スマホ&SIMいろいろまとめ -12ページ目

格安スマホ&SIMいろいろまとめ

MVNO複合代理店の中の人が書く、MVMO関連のレアなネタ・ニュース速報

記事担当:すまホー

26日に発表された「ソフトバンク」での特定プランでの通信速度規制
撤廃を追いかけるように、
ワイモバイルでも
同様に速度制限撤廃の発表があったホー!!

※通信速度制限・・・SIMの基本料金内で提供される
データ通信容量にからむ規制ルール。

月々の基本料金内で使える通信容量とは関係なく、
「一定の期間内でたくさんデータ通信しすぎたら、
通信速度を低速にしちゃうよ^^」
ということだホー

多くの場合、規制は一定期間ののち(締め日など)解除、
「別料金を払ってくれたらすぐ解除できるよ^^」という事業者も


これ、大手キャリアでは今年2月上旬から
ドコモ・auの順に規制緩和の動きが出ていて、
ソフトバンクもようやく腰を上げた格好だホー

ただ、完全に撤廃されるわけではないという点は注意だホー
ドコモはLTE限定で制限がゆるやかに、auは3日で1GB→3GBに変更
ソフトバンクは特定のプラン=スマ放題のデータ通信パックでLTEを使う場合のみ規制0


一方、ワイモバイル2月26日時点ですでに撤廃は施行ずみとのこと。
スマホプランS/M/Lで、今まで3日で1GBデータ通信をすると
128Kbpsに低速化していたのが「完全規制ナシ」に!


いまワイモバイルユーザーな人たちは、
もうデータ通信をいくら楽しんでも速度が
いきなり遅くなったりしないホー


かくいうすまホーもつい最近、

大容量のファイル転送をしっぱなしの状態で
Wi-Fiから某通信事業者のテザリングに切り替えたら、
ものの数秒で速度制限がかかってしまったホー

制限速度(200Kbps)の遅さといったら、
東京都内だのに悲しいぐらい遅かったホー
ふつうのブラウジングだけでも
読み込みが終わらずタイムアウトした


そもそもなぜ規制を設けるのか、キャリア/MVNO側での名目は
主に2つ、以下のような理由によるとされていたホー。

(1)「通信回線の混雑状況をコントロールするため」→回線のパンクを防ぐ
(2)「回線の公平性を保つため」→誰かが好き放題に回線使って、その分ほかのユーザーが割りを食わないため

ドコモの撤廃理由を挙げると、通信環境の整備が整ったというのが
緩和の理由だそうだホー

大手キャリアにくらべて、MVNOは通信回線の提供の
しかたじたいが異なるホー

とはいえシェア競争の真っ最中の昨今、
少しは動かざるを得なくなるホーね

市場を見る限り、ほとんどすべてのMVNOで通信速度規制が
行われているホー
通信規制がないのは「基本的に低速通信なだけ」か「料金設定が高め」だホー

スマホ料金のうち「なんだかんだ理由をつけての集金体制」
があるとしたら、そんなものもっと崩れていけばいいと思うホー
すまホーの個人的見解だホー

ただし、規制緩和=データ通信容量がいくらあってもたりない
という状況に陥りやすくなるホー
通信容量のコントロールをお忘れなくだホー



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記事担当:ヤス


格安スマホのCMや広告がバンバン目に入る
今日このごろ
「今よりスマホ料金が下がる」ことへの認知度は
順調に進んでいるもようと見たウキ

ただ、それと同時に忘れちゃいけないのが、
「月額基本料に含まれない」料金、
つまり後払いで請求される料金のことだウキ

多くの場合、自分の番号で発着信ができる
「音声通話」や、電話番号にひもづけて送信できる
「SMS」の送信にまつわる料金はだいたい別だウキー

で、今回注目したいのは
SMS送信料(とりあえずdocomo系)」だモキキ

2014年10月24日、ドコモの「SMS送信文字数の拡大」が
発表されたモン

SMSで送信できるメールの文字数が増え、
文字数によって送信料が変動
する従量スタイルが
明確になったモン

そして、ドコモ系のSIMにその影響がじわじわと浸透しつつあるモン

例としてBIGLOBE(BIGLOBE LTE・3G 音声通話SIM、I
IJmio 音声通話つきSIM・データ通信専用SIMの
SMS送信文字数/価格だモン
ドコモとぴったり一致しているモン




SMS送信料は、ドコもやau・SoftBankの
いわゆる”3キャリア”では
1通3円、というのがひとつの基準になっていたモン

1通3円・・・たとえば全角70文字までのメールを1ヶ月に30通送れば、90円。
これぐらいならぜんぜん許容範囲かも?

で、70文字というのが実際はけっこう少ないんだモン

▼全角70文字の文章てこれぐらい=========

こんにちは、格安スマホドットネットのヤスともうします。今日は暖かい陽気でコートが要らないほどです。2月を過ぎれば徐々に暖かい日も増えてくるの
================
字数オーバー表示にイラッとする人もけっこういるのでは?

字数制限がなくなる分、伝えたい内容をしっかり
メールに入れられるので便利は便利になったモン。

でもでも、たとえば1通150字(9円)が月30通なら270円、
1通300字(15円)なら450円・・・、

SMSは前より便利になった反面、
料金に歯止めがきかなくなるおそれがあるモキ!

特に海外宛メールは最大で1通500円とか・・・
これをけっこう怖いと思うBIGLOBE・IIJのSIMユーザーさんは、
SMSでメールを送るときは国内限定・70文字分を意識したいモン

ドコモ系最右翼的なOCNモバイルONEは、いまのとこ
月内5通まで無料、6通目からは3円/通 というのに変化はないモン。
ほか、au系のマイネオや自前回線+bank系のワイモバイルなどの
ユーザーさんにはあんまり関係ないお話だモン。
ただ、キャリア最大手のドコモが動いたということは、

auやSoftBank、ひいてはau・bank系SIMにもいずれは影響が
出る可能性があるという点も忘れちゃいけないモキー


ところで、
SMSじたいけっこうな割合で月額利用料金から送信料まで
「有料オプション」あつかい。

SMSってそもそも必要?なきゃないでいいんじゃないの?
という人も多いんじゃないかと思うモキ
web無料メールが一個あれば、普段のやり取りには困らない

そこで、メールとしての機能と、それ以外の面での
SMSのメリットを列挙してみるモン


▼SMSのメリット

■電話番号同士でのやり取りなので、
きちんと相手にメールが届いたか確認できる


■番号同士のやり取りなのでシンプルにやりとりできる
アドレスを変えても電話番号さえが変わらなければ連絡がつく

■「SMS認証」が必要なアプリがある
例:LINE電話/アメブロの一部機能など、ポイントがもらえるアプリ/
Youtube(動画をアップロードする場合)/一部のオンラインゲーム

■Androidの一部端末に起こりうる「バッテリの異常消費」を
抑えるためにSMSが役立つ

→セルフスタンバイ問題。3G回線での通話・通信の際に起こるバッテリの無駄な消費を、
SMSオプションによって防止できるコト。
セルフスタンバイ問題は、すべてのAndroid機種/キャリア/MVNOで起こる現象ではありません。


SMSはメールとしての機能だけでなく、
SMS認証=本人確認の手段 という役割を持っている


という点がポイントだウキ

あらゆる場所で起こりうる「不正」を予防することは、
なにも業者側だけでなく、ユーザー側にも大事なことだモキ

だから格安スマホを使う際に、「どこまで使いたいか」を考えて
SMSオプションを必要とするかどうするか決めるんだモン!

SMS認証=自分の個人情報を渡すこと でもあるので
無闇に使ってよいものかといわれるとこれもまた微妙だモン
「SMS認証は一切やらない」人も一定数存在する

なお、SMS機能を無料で提供しているサービスもあるようだウキ
何にしても、格安スマホ=自己責任という面を理解した上で
どうぞだモン


参考ニュース

スマホのSMS料金改定は実質的な値上げ?これまで1通@3円だった送信料金が長文送信可能になったことで最大一通@30円と10倍になる可能性がある

http://www.tohdamikio.com/2014/11/sms30yen.html

記事担当:カク


格安スマホ.netは比較」を想定したデータベースだウッキ

MVNO関連のサービスや事業者そのものを掘り下げるのも
いんじゃね?ということで今回はBIGLOBE(ビッグローブ)さんだウキー


■ビッグローブ MVNO業務データ

・サービス開始年:2012年2月
・回線提供:Docomo
・主な格安スマホ事業:データ通信SIM、音声通話+データ通信SIM、
・料金体系:データ通信(2GB)月額900円~ 音声通話つき(2GB)1,800円~
・市場シェア:国内4位(MM総研2014年12月25日発表調査より)

社名の由来をwikiで調べたら、BIG(大きい)とGLOBE(球,地球)で「大きな地球」を
意味する造語なんだとか。

会社設立当時の主力事業だったISP事業にくわえ、いまやコンテンツ事業、
広告関連などインターネット関連の事業を数多く手がける会社さんだウキー

MVNO市場でも割合早い段階で参入していて、国内シェアは4位を維持。
「うれスマ」などキャッチーな商品戦略など勢いもあり、
競合が乱立している中でもしっかりとシェアを守りつつさらなる飛躍をというところだウキ


■ビックローブの格安スマホ&SIMの良ポイント
・2014年11月から料金据え置きでデータ通信容量増量。この時期、競合MVNO各社で
同じような動きが目立った中、「ひと月2GBで900円」は現時点でコスパ最良もののひとつに挙げられる
※同じく2GBで900円SIMはIIJからも発売されている

●MVMOの中でもスマートフォン端末の仕入ルートの確保には苦労ぎみ。
その中でもビックローブは健闘していて、
韓国LG(LG G2 mini for BIGLOBE)、
SHARPなどから端末を安定供給できる地力は頼もしいウキ

端末割引プラン(アシストパック)のおかげで、端末購入時に頭金やまとまったお金がいらない

SIMサイズやプランの変更OKサイズ変更やSMSオプションの追加など、
そんなの普通にどこでも対応してもらえると思ったらけっこうそうじゃないのが格安スマホだウキ
※ただし手数料が都度3,000円かかる

シェアプランあり:3枚までSIMのシェアが可能スタンダードプランの料金(ビックローブ的に
もっとも高額なプラン)も、
人数で頭割りにすれば一番低コストに抑えられる可能性もあるウキー


ビックローブでどうしても気になるところ

・サービス用語がわかりづらい
たとえば「アシストパック加算分契約解除料」、一瞬でどういう意味か
わからなかったのはカクだけじゃないと思うウキ!


・スマホ代金の支払い方がわかりづらい/端末割引がない
格安スマホはもとが格安なだけに、割引は「あれば奇跡」的なので、
一概に「割引がないからぜんぜん話にならない」ということではないウキ

ビッグローブで端末をセット購入する際、必ず「アシストパック」に入る仕組みだウキ

このサービス名称をきいて、はじめてっきり割引サービスかとウホウホしていたら
なんと端末代金を24ヶ月で割った料金が「アシスト料」という名目に変わるだけ。
単なる「ビッグローブ的な端末料金のローン支払いを指すことば」だったウキー・・・

スマホ料金の負担を毎月一定にするという意味でのメリットは前述のとおりながら、
ただし、うーんと考えてしまうのは以下のような点からだウキ

・強制加入。端末は分割でしか買えないということでもある
・同時に最低契約期間しばり(=違約金)も発生

音声通話機能つきのSIMにするだけでも12ヶ月、端末を買うと24ヶ月だウキ
・アシストパック単体の解約はできない
・SIMのプランの選択に制限がある(一番月額の高いスタンダードプランしか選べない)

マイルドな言葉で包んだ人質コンテンツというかんじだウキ
やめさせられない要素を強制的につくるというか


・「ベーシックコース」があまりお得じゃないかもしれない点
公式HPのSIM関係の情報を見ていると、あちこちに加入を促すPRが見られるウキ
表記はなぜか「」鍵かっこつきだウキ


これは月額200円から使えるダイヤルアップ接続サービスのことで、月額200円で
1時間ダイヤルアップ接続が使えるというサービスで
接続サービスとしてはビッグローブ内で最安。

SIMのプランがMMS非対応な分、
メールソフトで使えるアドレスがひとつもらえるのはお得かもだウキ
※MMSは無料メールで代用可能(gmail、yahooメールほか)
※BIGLOBE会員(無料)になればタダで一個もらえるw



ビッグローブのSIMは基本料+「ベーシックコース」分200円が含まれている
本当のSIMのプラン料金は、データ通信専用のSIMで700円~
すでに「ベーシックコース」ほか、ビッグローブのほか接続サービスに加入している場合は、
データSIM・音声SIM両方で毎月の基本料金が200円引かれるウキ

ただし

接続時間を超過した場合、1分あたり5円を追加で支払うことになる

かえって料金がかさむ可能性にはもっと注目したほうがいいウキ


それまで無料で使っていたサービスが有料になるかもしれない点

▼個人ホームページサービスが無料のコースの方もコース変更後から有料
▼旧セキュリティセットを以前利用していて、現在メールウイルスチェックプラスを
無料で利用している場合、インターネット接続を解約した翌月から有料化(月額300円)

これは今使っているビッグローブの他接続サービスを解約するとなった場合に
起こりうるウキ


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MVNOは薄利多売な商売なうえに、競合が乱立している状態ウキ
「一度契約させたらなかなか解約できないようにする」策、
「会員抱え込み策」
「他の事業への送客で顧客生涯価値を高める」
目的が明確というか、けっこう露骨だったりするウキ

といっても、そのサービス群が本当にメリットアリなら
うまくのっかればモーマンタイ

「こんな仕組みだったなんて知らなかったヨ-」みたいな失敗をしないためにも
事前の下調べが大事だウキ