栃木県の日本酒試飲会へ行ってきました。
ずらっと21蔵。
思っていたよりも会場が広くて驚き。
昼の部は酒販店、飲食店のみ。
それでもこれだけの参加者。
まあしかし、プロの中でもピンキリです。
一般消費者みたいな振る舞いをする人もいるし、ひたむきに酒に向き合い、真剣に蔵の人と話をしている人もいます。
感心しないのはせっかく携帯用の吐器(試飲したお酒を吐くための器)を配ってもらっているのに、全部のお酒を呑んで酔っ払ってしまっている人がいたこと。
「酒の一滴は血の一滴、吐き捨てるなんてもったいないことできません」
ともっともらしいことを言うのですが、それは消費者としてお酒を呑む時の話です。
酔っ払ってしまってお酒の味もわからなくなってしまうのではそのお酒の実力をちゃんと見てあげることもできないし、ましてやそれをお客様にお伝えして美味しく呑んでいただくことなどできません。
今回配られた吐器は紙コップに吸水ポリマーを入れてあるものでした。
大きなバケツ等を使うと、いちいちその場所まで行かなきゃならないし、順番待ちがあったりでもどかしい思いをしたりもするのですが、今回のやり方だとそれも解消。
吸水ポリマー、これはなかなか便利です。
だいぶこぼれにくくなります。
それでも、100種類超なので何度も交換にいかなければならなかったんですけどね。
しかし、いろいろありますね。
各社ラベルに工夫をこらしているところも。
日本酒がほとんどでしたが、中には焼酎やリキュール、ミードなんかも。
LEDを使った醸造なんてのもありましたが、はたして味への影響は・・・・・・。
知らない蔵のお酒を知ることもできたし、いくつかの蔵とは突っ込んだ話をすることもできました。
いずれその成果は店に現れるかも?