6月18日
@調布国際音楽祭ライブ配信
本当に沢山の方にインターネットを通して聴いていただき、多くのメッセージをいただいております!
こういう状況下でいただいた
【加耒徹オンライン・バリトンリサイタル】という機会。
これまでの声楽人生すべてを込めて、歌わせていただきました

歌手として舞台に立っていると、
ごく、ごく稀に、
全身に力がみなぎり、
全ての邪念を取り払え、頭のてっぺんから足の先まで高い集中力に満たされる瞬間が訪れる事があります。
18日はまさにその時でした。
多くの人に見られているという感謝を胸におさめながらも、
演奏中は全ての感情を音楽そのものに込める事が出来た、音楽家にとってご褒美のような幸せな時間。
歌手でいて本当に良かったと思えた時間でした。
これまでも、そしてこれからも私のライフワークとしていきたい大好きなドイツリートを調布で歌えました。
ベートーヴェンの記念の年ということで、『遥かなる恋人に寄せて』
そして、シューマンの『詩人の恋』
2つの恋の物語を、字幕付きでお茶の間にお届け出来たのも、調布国際音楽祭ならではの試み。
後日、
YouTubeのアーカイブに期間限定で掲載予定ですので、
当日ご覧いただけなかった方も、是非その折には観て頂けたら幸いです。
またお知らせさせていただきます

これからもしばらくは、皆様に生の音楽をお届けする機会は減ってしまうことでしょう。
しかしながら、この日の感動を糧にして、私はこれからも音楽を深め続けます。
どうか楽しみにして、待って頂けたらと思います!
最後に…
ピアノの松岡あさひ君、
いつも最高のサポートをありがとう
