バッハ・コレギウム・ジャパンの6月定期が無事に全公演終わりました
5月29日:札幌Kitaraホール
6月1日:神戸松蔭女子学院チャペル
6月2日:東京オペラシティコンサートホール
…と、3回もこのメンバーでカンタータの名曲を演奏出来た事に感謝。
そして、多くのお客様に、バッハの楽しい部分を存分に感じていただけたようで嬉しかったです。
多くの喜びの声をいただき、こちらも嬉しくなりました
↑終演直後に出演者全員で
今回は、
カンタータ37番(キリスト昇天祭のための曲)
カンタータ147番(マリア訪問の祝日のための曲)
マニフィカト(マリアの讃歌をあらわす曲)
…という、受難曲などとは対照的に、
どの曲も明るい内容の曲だったので、演奏する側も終始笑顔に満ちた時間となりました
それがお客様にも伝わったのか、
「出演者全員がみんな楽しそうでした!」という声を皆様からいただき、嬉しくなりました
もちろん、受難曲も本当に素晴らしい曲なので、
心の中ではそのバッハの音楽に感動し尽くし、そして楽しんで演奏しているのですが、内容が内容だけにそれを表には出せませんからね
そしてオペラシティの壮大な空間
どちらでも華やかなバッハが響き渡りました。
↑ソロのリハーサル風景を撮っていただいておりました
どのアリアも私にとって声のテンションも合い、
そしてテクニック的にもかなり難易度が高く、
高い集中力で演奏を楽しめました
ソリストとマエストロと、音楽監督で
終演後のこの和やかな雰囲気も大好きです。
そして、
なんといっても、
今回のプロジェクトでは、
史上初となる…この景色を堪能できたことが一番の喜びだったかもしれません
鈴木優人さん指揮で、雅明さんが通奏低音奏者という初めての試み。
いつもとは景色も違い、
そしてリハーサルの雰囲気もまた新しく、
お互いが幸せそうに音楽を作り出す姿を見ることに毎日喜びを得られました。
実は、今年のBCJプロジェクトへの参加はこれで最後…早すぎる。
3月定期
マタイ受難曲
今回のカンタータ
…と、ここ最近ずっとみんなで一緒だったので、
本当に寂しくて、寂しいです
またこのファミリーとご一緒させていただける日を楽しみに、
日々成長していきたいと思います!!