本日は待ちに待ったオーケストラ合わせ
しばらくの間、立ち稽古などで演技をしつつの音楽の時間を過ごしていましたが、
一旦、こうやって楽譜に立ち返り、純粋に音を表現する事に集中する作業…最高に好きです
オペラとはいえ、やはり何より大事なのは、
声で音楽を表現する大切さを忘れないこと
今日の稽古で感じた事を、明日から更に演技に戻ってすり合わせしていきたいと思います!
それにしても、リヒャルト・シュトラウスの音楽の…なんたる美しさ
彼の作品はオペラだけでなくて全てが好きですが、
この『ナクソス島のアリアドネ』の魅力は、個人的には最高傑作といってもいい音楽の美しさにあるのではないでしょうか
ちょうど100年前の10月に初演されたこの作品…
100年の時を経て、シュトラウスの想いが、いまこの場に生きている
そう思うだけで、今日のオケ合わせは涙が出るような幸せな時でした。
そういう幸せな現場に毎日の様に身を置ける事…
歌い手というのは、恐ろしくプレッシャーがかかり、胃が痛い仕事でもありますが、
そんな事を忘れてしまうレベルの、幸せがあります
明日からはいよいよ日生劇場入り!!
衣装フィッティングからの場当たり、舞台稽古と、盛りだくさんな1日です
先日の稽古場最後の稽古にて…
昨年のジューリオ・チェーザレの関係者がこんなに揃ってTシャツを着てきたにも関わらず…
なんとした失態でしょう。。。
私は別の気合を入れて、アビスパのユニフォームでしたとさ