日生劇場オペラ公演『ドン・ジョヴァンニ』が、遂に終演致しました!
終演…してしまいました

始まる頃は、果たして自分に大舞台で、ドン・ジョヴァンニを演じれるのか不安でしょうがなかったですが…
今の自分が表現出来るジョヴァンニ像を追い求め、昨日まで突き進んでこれた毎日が、かけがえのない財産になりました。
今回の演出は、大人になりきれない、無邪気で一本道な欲を見せ続けるピーターパンのようなドン・ジョヴァンニ。
今の若さの自分にぴったりで…とてもやりやすかったです

それはそれはもう…
舞台が周りに回って、
階段を昇り降り…しまくりました!
ようやく載せられます!
こんな感じの、階段舞台でした

なので、両足地についてドシッと歌う事は今回無く、
常に階段を昇り降りしてましたよー。
…1年分の階段は上った気がします

お陰様で大きな事故も無く、本番も最高にハイテンションかつ、しっかりと冷静に、大人になりきれずただ前だけを見続けるドン・ジョヴァンニを演じられたと思います。
言ってること、やってる事は何だかぶっ飛んでるジョヴァンニさんですが…
終わって見ると、なんだか憎めない人だなーって…そう思ってくれたら何よりです

日生劇場のあたたかく優しいスタッフの皆様、すべてのスタッフの皆様、キャストの皆様…
当日劇場に足を運んでいただいた満員のお客様全てに感謝いたします!
後援会の方も本当に沢山いらしていただきました…沢山の拍手をありがとうございます。
この経験を生かして、
これからも何回もジョヴァンニを演じていきたいですし、
色んなタイプのジョヴァンニも表現していけたらと思います。
5月のチェーザレに続き、ご一緒出来て…
本当に彼の演出が大好きになりました。
これからもアクティブで出演者も目が離せない(笑)、そういう舞台を楽しみにしております

休む暇無く、とりあえず年明けまでは怒涛のコンサートラッシュが始まります!
この経験を脳内奥底にガッシリと上書きしたまま、また新しい音楽へと向き合いますよー(*^^*)
お話の続きはまた今度!