今日はバッハコレギウムジャパン、東日本大震災チャリティコンサートでした
普段、BCJの本番は何回か本番があって…録音もあったりして…というのが今までだったのですが、
今回はチャリティコンサートという事で1度きりの本番でした
調布にたくさんのお客様にお越しいただき、いいコンサートになったと思います
前半は、東北ヘルプの吉田先生のお話から始まり、
G線上のアリア、無伴奏チェロ組曲と続き、
鈴木優人さん作曲のアカペラ混成合唱曲
後半にカンタータの106番と21番が演奏されました。
2つのリコーダーをはじめとした非常に静かな編成の106番
魂の苦しみがイエスに出会い希望を与えられる21番
どちらも感動的な曲の数々でした。
あの大震災から1年が過ぎましたが、まだまだ多くの悲しみは拭えません。
特に東北地方の被災地の方々の深い深い悲しみは想像を絶するものだと思います。
私からはなにも直接的にしてあげられる事は出来ないですが…せめてこれからも音楽をもって祈りを行いたいと思っています。
カンタータ106番 《神の時こそ、最上の時》 ‐追悼の式典‐ の、最初の曲を座って聴いている時になにか自分の中でも心震えるものが感じられ、
それからの合唱部分は非常に集中して演奏することができました。
その最初の合唱の歌詞を最後に…
神の時こそ、最上の時。
我ら神のうちに生き、動き、
存在する、神が許される限り。 (使徒言行録17:28)
そして正しい時が来れば、神のうちに死ぬ、
神の意志に従って。