群馬での『第九』
無事に終演致しました!!
熊谷から車で一時間
館林から車で三十分という場所にも関わらず、
満席といえるお客様にご来場いただき、そういった中で第九を演奏出来た事が幸せでした。
ご来場下さった皆さま、
そして遠くから応援下さった皆さま、
誠にありがとうございましたm(_ _)m
第九のソリストを務める回数も段々と多くなり…
いつしか数えなくなってしまいましたが(^_^;)
毎回毎回、自分自身の中で大きな発見があります。
そう考えると、1曲というのも本当に奥深い。
どの曲目にも言える事ですがね。
ベートーヴェンが書いた音楽に、より近づくように。
そして、そこには必ず自分らしさというものを含めながら…
毎回、勉強不足も感じる分、次に向かっての意欲もわいてきます!
やはり歌い手である以上、プロである以上、
常に向上心を持ち、あらゆるテクニックについて研究を続けないといけないとは思っておりますが…
思考がテクニックだけになってしまうと、それは音楽ではないし、歌では無いでしょう。
そこでは、『自分らしさ』というものが常に失われないようにしつつ、
それを生かしていける状態を心がけていないといけないと思います(^O^)
自分の場合、本当に喋るのが苦手なのでそこは課題に挙げていますが、
喋るのが苦手な分、より音楽で喋らないといけないとも思っています。
終演後に『加耒さんの音楽だったから良かった』
…と言っていただけるのが一番嬉しいですね。
最高のテクニックを備えてて、最高の声量で言葉も聴こえて…
…というのなら、代わりも必ず見付かる。
しかし、そこにその人ならでわの音楽・心・人生が味付けされているから、『音楽』って人に訴えかけられると思います。
歌い手加耒徹として、これからも更に求められるように頑張ります!!
(もちろん、
テクニックを鍛えるのも永久の課題ですが…)
今回の第九でもたくさんの出会いもありましたし、
指揮者の方とは音楽に向き合うにあたっての姿などもお話が出来て、とても刺激的な日々でした。
そして…
群馬は、空気が澄んでて最高だった!!
今日は半身浴をしながらゆっくりと疲れを取っております☆
続いては、クリスマスのメサイアに向けて稽古が始まります。
バロックピッチ…頑張ろう。
そして年末の第九と、司会…
これもそろそろ本気で準備に取りかかります!
2010年も残り11日!
一日一日が最高に充実したといえる日々を作れますように…☆