こんばんわ!
またまた、更新が出来ずに申し訳ありません
日々、健康に過ごしております
さてさて…昨夜は本当に幸せを味わいました
もちろん、毎日小さな幸せはたくさん味わってますけどね。
ここ最近続いていた本番・稽古ラッシュがようやく一段落ついたんです。
最近、オペラもなかなかやってなかったし、大きな作品を暗譜って作業からしばらく離れていたから、今回はさすがにおいつめられたかな...
どの演奏会も、充実感を味わいながら…それぞれ課題や反省点もはっきり出来ました。
1つ1つの演奏、1曲1曲の演奏に本当に集中して演奏出来ると、課題も明確に、そして自分を客観的に見れるのかなと感じました
17日の「漢祭」は、去年よりもさらにパワーアップした演奏会になったと思います。
いつもお世話になっている先輩方と一緒に稽古をして、一緒に演奏をしたりすると、本当に学ぶことがたくさん!!
しぐさ1つ1つ、そして共演者への心遣いを学ぶことが出来ました。
去年よりも、見た目や演奏はよりしっかりと…
だけど、お祭りの雰囲気は決して崩さず
お客さんにも楽しんでいただけたんじゃないかな?と思っています。
あとは、同級生こっぺとも初めて2重唱が出来たのが大きな幸せでした。
昔から声が似てるとか言われていましたが、一緒に重唱をやったのは実は初めて。このコンサート企画が持ち上がった時から、まず一緒に歌う事を約束し、それが実現して嬉しかったです。めっちゃくちゃ歌いやすかった!音程感などが似ているのかな…??
彼の、音楽に対する姿勢は本当に目を見張るものがあります。
稽古でもそれを感じて吸収しましたし、本番前とか本番中とかも、演奏に向けてどうメンタルをコントロールするかとかを話せて楽しかった
体調が悪かったからとか、練習では出来たとかいう言い訳は本番では全く通じないわけだし、それが実力ですからね
そういった意味で、出来るところまで練習をしていたら、実際は90%がメンタルコントロールだとおもうんです。
ここ最近いろんな本を読んだりしているんですが、自分の気持ちをいかにコントロールできるかってのも大切な実力だなと思います。
彼は秋からイタリアで勉強する事になっているのでしばらくまた共演は出来なくなると思いますが、またいつの日か一緒に歌えるように、原動力の1つとして頑張りたいと思いました。
常に、前向きに進んでいきたいです
そしてそのすぐ後にあった19日の「シューベルト歌曲」も、最高の本番となりました
毎回毎回の本番が、今までの人生最高の本番にしていかないことは当然だと思っていますが、
この日の本番は心からそれを感じられた演奏になったと自負しております(苦笑)
まず、自分の歌の原点とも言えるシューベルトの歌曲を、珍しいオーケストラ伴奏で歌わせていただくというのは本当に大きな機会でした
話をもらった時からワクワクが止まらず、可能な限りの調べ物をしたり、歌い方を考えたりもしていましたが、暗譜や歌唱の安定には結局直前まで至りませんでした…
シューベルト、そしてゲーテ、この組み合わせは最強に深い!
3月にもご一緒させていただいたオーケストラでしたが、今回はソロという事もあり、3回程稽古にも参加する事が出来た為、より音楽にも一体感を持つことが出来たと思います。
団員の皆様にもとても優しくしていただき、楽しくて仕方がありませんでした。
リハーサルを終えるまで心配で仕方ありませんでしたが、本番中はどっぷりとシューベルトに浸かり、非常に落ち着いてオーケストラの音に乗っかる事が出来たと思います
みなとみらいの素晴らしいホール音響にも助けられ、自分が客席で聴いているかのような状態で冷静に歌えました。
もちろん、まだまだ細かいミスも多かったし、待ってる間とかはそわそわして集中を切らしてしまったし、少し集中力が切れてしまったり、高音の場所を心配してその他がおろそかになってしまったり…たくさんの課題は出来ましたけど…それが前向きに捉えられるのも、必死でやったからかな?とも思います。
また今度は、マーラーの歌曲とかをオケで歌ってみたいですね。
とても充実した本番、そして打ち上げを過ごせた(笑)ので、燃え尽き症候群になってしまうのではないか!?という感じでしたが、次の日もライオンの出番でしたから大丈夫でした。
ライオンでもシューベルトを歌いまくって、ピアノ伴奏でも心はオーケストラで歌えました。
そして昨日は自分がインぺクもやった「英米歌曲発表会」
無事に終わる事が出来て、嬉しかったでしたが…とにかく間に合ってホッとしました
暗譜が全く間に合ってなかったのに加え、プログラムの作成(印刷や製本)も、21日になってから開始したので毎日寝不足でした…
寝不足はやっぱりいけないですね…体温があがっちゃうし、集中力が落ちる。
本番は宣伝効果もあり、プログラムが無くなってしまう程の予想以上に多いお客さんに来ていただき、盛り上がった中で終わりました。
まだクラシック界では多くは認知されていない英国の歌曲を、たくさんの人に聞いていただけたというのはすごく幸せでした。
また後期もみなさん頑張りましょう
その他にも20日~22日は午後にアリオダンテの集中稽古があり、ヘンデルの音楽にも浸ることが出来ました。
指揮の鈴木雅明先生のご指導は本当に学ぶこと、気付かされることがたくさん!衝撃の連続です。
出番は少ないんですが、稽古で歌ってない時も勉強の連続でした。
ヘンデルの音楽が、今のこの時に生まれたかのような錯覚を感じるほどです。
次の稽古は8月下旬。楽しみです!
楽しみと同時に、もっともっと勉強が必要だなと…。
小さい役であれ、オペラの大切な進行役ですからね。もっともっとキャラクターを確立させ、統一させたいですね。
…と言うように、この1週間、本当に濃厚でした
何か少し安心したのか、昨夜眠る時は涙が出ていました
そして、泥のように寝ました…!
日々こうやって音楽に全力投球できる環境にあることを本当に感謝します。
どんな1日も、その日が人生そのものだと考え、明日からも次に向けて暗譜や勉強にとりかかりたいと思います。
今日は長くなりすぎたのでもう書きませんが、また来週の本番については宣伝いたします!
来週も濃厚な暗譜が待っている~~楽しみです。
長文、大変失礼しました!!