初めてのオケ合わせ、何とか無事に終わりました☆
(迷惑はかけなかったかな…!?)
シューベルトの歌曲をオーケストラで歌わせていただく経験は本当に本当に貴重な経験だと思います。
レーガーやブラームスがオーケストレーション編曲しているんですが、
ピアノでシューベルトを歌うよりも、ずっと歌の幅も広がります。
シューベルトの求めたであろう世界を崩さない中で、しっかりと作られていてすごいと思います。
作品番号1とされてある『魔王』は言わずとも知れた名曲ですが…あのピアノの連打がうまく弦楽器で表現されていてかっこいいです。
ピアニストが弾くよりもずっと楽ではあるでしょうね(^-^;)
ピアニストがあまりこの曲は好まないので今まであまり歌ってきませんでしたが、本当にストーリーを歌い分ける楽しさがあるので歌えば歌うほどいろいろな表現をしていけると思います。
そして、物凄くシンプルな作品番号3の、『静かな海』
音源を聴いた事が無かったんですが、半ページだけの至ってシンプルな和音だけの曲です。
それだけに、本当に歌が難しい!
言葉をうまく声に乗せる事がどれだけできるかにかかっている曲です。
鳥肌が立つほど美しい和声です。
まだ二十歳にもならないシューベルトが書いた曲なんて信じられないです…。
その他にも三曲あり、結構歌だけでも盛り沢山です。
今回の演奏会はゲーテが基盤なので歌う曲もみんなゲーテ作詩です。
家にあるゲーテの本をまた読もうっと!
とりあえず、次の稽古までには暗譜して気持ちよく手放しで歌えるようになっていたいです☆
そうじゃないと、やっぱり本質的な詩の深い表現は始まりませんよo(^^)o