2元の道は、狭く狭く


孤独な獣道になっていく。


虚しさを埋めるための行動で、


その孤独を埋めようとする。




大旦那が、また


副業を始めるらしい。


同じ業種の


異なる事業形態の店舗で。



彼は本当に。


賭け事とかでないから良かったものの


無限ループの渦中で廻り続けるのが


今生のプロセスらしい。



明日から出勤。と聞かされたので、


「体調のことだけが、私は心配。」


と、伝えた。


どうせすぐ辞めるのだ。


心配も必要ないのだが。



聞けば


「面白そうだから」勤めることにしたらしい。


彼の自我の説明では


「自己研鑽」ということになっている。



もう、私は、見守るしかない。


今までもこれからも


ただそれだけ。



多くのスピリットたちが


自分の中の空虚を埋めるために


日々を生きている。



空虚は


2元から出て


観察し修正し


新たな行動からでしか


埋まらない。



大旦那。


2元的に言うと、


優しくていい人なんだが。



この構造は、わたしの鍛錬が必要分こなされるまで、


つづく。


だから今は、


彼を色んな意味で


看取りたいと思っている。



見守り、見届け、


看取りたいのだ。


一風変わった希求かもしれないが、


わたしのなかに、たしかに在る。





お読み下さり

ありがとうございます。