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自粛病については
当ブログでも何回も取り上げているが




米紙ニューヨーク・タイムズが
28日付で
実に的を得た記事を掲載している。





「地震、津波、原発で何十万という国民が被害を受けたことから、
被災地以外でも、少しでもぜいたくにみえる活動は
すべて非難されるようになった」


とし、
日本国民のすべての層が
生活面での「自粛」をするようになったと報じた。



自粛はまず電力の節約という形をとり、
日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、
安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、
桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声
までが自粛されていると指摘した。



同記事は
自粛が過剰になっていることを示唆し、
企業や学校の行事のキャンセルが
日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、
「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、
倒産を急増させるだろう」
と述べている。








そのとおりです。







経済活動というのは
人間の機能に例えるなら
血流みたいなものです。


怪我をした身体の一部を再生させるのは
健康な部分の細胞の働きが活発にならないといけないのに


血の流れを止めようとしている。


怪我した部分にあわせて
生きることをやめようとしている。





そんなことしたら
そもそもの肉体が滅びるって
なんで気づかないんだろう。




愚か
としか言いようがない。


$‥確率論的ひとりごと    






また、ニューヨークタイムズは
こう論評している。


「東京都民にとっての自粛は
被災地の人々との連帯を示し、
自粛をする側を
何か良いことをしているという気分にさせる
安易な方法だ。


しかし、当人たちは
実際にどんな効果をもたらすかは
あまり考えていない」








自粛病の人たち

お願いだから
ちゃんと考えてよ。