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東日本大震災の被災地に向け、
東京FMが系列のラジオ局を通じて
人気アニメ「アンパンマン」のテーマソング
「アンパンマンのマーチ」を繰り返し流しています。


被災地でそのラジオを聴いた子供達は
大喜びだそうですが、
一緒に歌った大人たちは
その歌詩に涙を流していたとか。






「アンパンマンのマーチ」

曲はみんな知ってるはずですが
じっくりと歌詩の内容をかみしめた人は
少ないはず。

特に、テレビのオープニングでは
ショートバージョンしか流れないため
フルバージョンを聴いていないからかも。




そうだ うれしいんだ…

生きる よろこび…

たとえ どんな敵が あいてでも…

ああ アンパンマン…

やさしい 君は…

いけ… みんなの夢 まもるため…♪♪











原作者で、この作詞もされた漫画家やなせたかしさん(92)も
被災者へのメッセージを寄せています。

少し長い引用になりますが
素敵な言葉なので。




「この歌は、
自分を力づけるために作りました。
この歌で元気づけられている人がいるのなら、
うれしいことです。

そして…

生きていることが大切なんです。

今日まで生きてこられたなら、
少しくらいつらくても
明日もまた生きられる。

そうやっているうちに
次が開けてくるのです。




アンパンマンは“世界最弱”のヒーロー

ちょっと汚れたり、
雨にぬれただけでも
ジャムおじさんに助けを求める。

でも、いざというときには
自分の顔をちぎって食べてもらう。

そして戦います。

それは私たちも同じ。

みんな弱いけれど、
そうせずにはいられないときもあるのです」










被災された方は勿論ですが
被災地で懸命に救援活動している
自衛隊、警察、消防やボランティアの方々、
各国から救援に来られた方々、
現地のお医者さんや看護士の方々、

そして
現地には行けないけれど
遠くから募金や物資の提供されている方々

すべての人々が
アンパンマンになれる。

ならなきゃいけないときです。